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医師の平均転職回数は、平均4回以上!

医師転職の不利益ポイント考

■ 記事作成日 2015/8/21 ■ 最終更新日 2017/12/6

 

医局が人事権を持っていたのは今は昔。転職エージェントが医師転職市場に台頭し、医局に属する医師も、そうでない医師も、現職に就業しながら様々な求人を比較検討し、誰もが簡単に転職活動が行える時代となりました。

 

勤務医の平均転職回数は、平均4回以上だと言われています。

 

今や転職は、キャリアアップや年収アップ、時間的ゆとりや良好な人間関係を得るための手段として、勤務医にとって、至極当り前の選択肢です。

 

しかしそんな転職活動において、誰もが絶妙のタイミングで、理想的な求人に出逢っているとは限りません。転職する事が、医師に不利益に働いてしまう事もあり、利益と不利益の分かれ目を見極める力が必要なのです。

 

優良な転職エージェントで、優秀なコンサルタントが担当になってくれた医師は、ドクター自身や環境が起因する不利益ポイントを回避する転職活動ができるのでしょうが、全てのケースでそうそう上手くいくとは言い切れません。

 

転職活動にあたっては、ドクター自身が不利益ポイントのおおまかなラインを、予め見地しているのが理想的です。「仕事」とは、人生の大切なマスターピースの一つ。人生を良い方向に進めるための転職が、ドクターに不利益を与えないよう、医師転職における不利益ポイントを、考えてみる事にしましょう。


転職回数が多いと、不利益につながるか?

医師転職の不利益ポイント考

 

転職活動においては、求人元に提出する「履歴書」や「キャリアシート」に、学歴はもとより、職歴をこと細かに記載する必要があります。正規での雇用はもちろん、定期アルバイトの経験などがある場合、それらの記載も求められるでしょう。

 

終身雇用が当たり前だった昭和の頃は、転職回数が多い求職者は、何か問題のある人物ではないのか?…と勘ぐられ、転職活動に不利になると考えられてきました。現在は昔ほどの不利益はないにせよ、多すぎる転職回数は、一般の職業に於いては何らかの疑義を生む場合も少なくありません。

 

しかし、医師の場合は少し事情が違います。医局人事による転院や、症例数を積む必要性、専門医を取得する手段、過疎地医療への従事などを理由に、転職を何度も経験している医師が非常に多いのです。

 

そのため医師は、「転職回数だけで不利益になる事はまず無い。」…と、言っても良いでしょう。転職回数で、医業スキルそのものや、医師としての人となりを判断される事はまずありません。

 

ドクターの転職が、医師自身のキャリアアップや、医師不足問題解決に一役買っているという事は、業界全体の周知の事実なのです。

 

筆者は時々、「私は〇回目の転職活動なのですが、何か問題があったとか思われませんかね?もう少し転職しない方がいいですか?」…という類の質問を、求職中のドクターから受ける事があります。

 

繰り返します。医師の場合、転職回数そのものが、転職活動に不利益に働く事は、まず有りえません。

 

医師に問われるのは、転職の回数ではなくその質

 

医師が転職活動中に問われる内容は、転職の回数ではなくその質そのものです。

 

法人等都合による転職(いわゆるクビは、何か問題を起こした可能性を勘ぐられます。)…が、あまりにも多かったり、単に長続きしていないだけの短期就業を繰り返している場合は、転職活動に不利益に働く事もあるでしょう。

 

しかし、一つ一つの転職に意味があれば、何の問題もありません。

 

特定の症例数を積むため、専門医の資格を取るため、転科のため、〇〇医師の元で指導を受けるため…などの、スキルアップや経験値に繋がる転職の回数は、不問またはプラスに働く事もあります。

 

また、時間的ゆとりが欲しい、休日を確保したい、収入アップしたいという、QOML(Quality of My Life/Medical staffs‘ Lifeの略語)のための転職も、特に問題視される事はないでしょう。

 

勤務医の多くは「年棒制」の契約の下に給与が支払われます。また、その仕事内容は、医療機関や専門科や地域によって、非常に偏っています。従って、自らの雇用条件を改善するには、転職しかないケースも多いのです。

 

スキルアップやQOML改善のため、医師が転職活動をする事は、至極当たり前の事と言えるでしょう。

 

転職回数を、プラスの材料にしてくれるコンサルタント

 

いくら転職回数が問われにくい医業とはいえ、それぞれの転職について充分な意味を付加し、ドクター自身のPR材料にするには、それなりの見せ方が必要になってきます。医師の転職市場状況や、求人元医療機関のニーズなどを吟味し、当該ドクターのキャリアを“強み”としてプレゼンテーションするのです。

 

たった一人で転職活動をしていると、本来ならばプラスに働く経験値も、単なる自己都合による転職だと思われてしまうかもしれません。自分のキャリアを客観的に価値あるものに見せるには、技やコツといったものが必要です。

 

転職回数の多いドクターは、優良エージェントの優秀なコンサルタントによって、履歴書やキャリアシートの書き方、面接対応の方法などの指南を受ける事をお勧めします。そうすれば、転職回数自体が不利益に働く最悪の事態を回避し、ドクターの求める条件にマッチする求人元に、納得のいく切口でのアピールが、実現しやすくなるでしょう。


若い段階での退局は不利益か?

医師転職の不利益ポイント考

 

医師とは、一人前になるまでに、時間のかかる職業です。一般的に、早くとも30歳過ぎ~半ば程度にならなければ、一つの専門科で一人前と言えるようにはならないでしょう。専門医の資格を取るには、最短でもその程度の時間は要しますし、専門医の認定を受けた場合でも、スキルアップのための学びや経験を積む必要があります。

 

そんな医業ですから、あまりにも若く、医療スキルやコミュニケーションスキルを習得できていない段階での転職は、不利益に働く事があります

 

例えば、医局人事で勤務している若手医師が、あまりの激務に耐えかね、退局の上での転職を希望したとします。転職エージェントを利用すれば、転職先は見つかるかもしれませんが、それほど良い条件での転職は望めないでしょう。

 

転職先で何らかの専門性を身に着け、一人前の医師へとスキルアップできる場合は良いのですが、その研修や研鑽の機会が得られない場合、そのドクターはずっと「半人前」のままです。半人前の医師は、何歳になっても半人前です。苦労して医師になったにも関わらず、医師の平均年収に満たない収入しか得られない可能性が高いと言えます。

 

もしもドクターが、「まだ自分は一人前ではない」…と思われる場合、転職が不利益に働く事はあります。特に医局を辞める場合、博士号の取得は絶望的ですし、専門医の認定を受ける環境も得られず、アルバイト医師としての道を歩むほか無くなる可能性も大きいのです。

 

一人前になる前の転職…とくに退局は、医師のキャリアに不利益を与える事が多く、一旦立ち止まって熟考する必要があります。

 

スキルアップのための退局ならば致し方ない?

 

医師として一人前になる前の退局は、ドクター自身に不利益を与える可能性があると考えられます。しかし、もしもドクターの現状がスキルアップの観点から不利益な環境にある場合は、退局による転職も致し方ない場合があります。

 

例えば、上級医師が全て症例を持って行き、全く症例の積めない状況にある場合。医局付きによる弊害の雑務に忙殺され、心身共に限界値にある場合などです。

 

医師が具体的にスキルアップ・キャリアアップを望むための環境整備のための転職は、若手医師でも受け入れられるケースが高いのです。その場合、求人元の受け入れ医療機関で、本当に症例数が積めるのか?教育を受けられるのか?…というような条件を、事前にしっかりと確認しておく必要があります。

 

そういう受皿をきちんと用意した上での転職ならば、半人前の若手医師でも不利益を受けず、医師としてのキャリアを積む事ができるでしょう。

 

しかしそのためには、退局前に求人元の医療機関と綿密なコンタクトを取り、院長や理事長との面接の他にも、自身の専門科の部長医師との面接や、同僚となる現場医師との面談なども実施し、ドクター自身が望む転職ができるか否か?…を、しっかりと見極めた上でのアクションが不可欠です。

 

しかしそんな事、医局に属する一介の医師に、簡単にできるのでしょうか?…それはきっと不可能です。しかし、優良転職エージェントで、優秀なコンサルタントに転職を相談をするならば、可能な事となるのです。

 

不安があればこそ、転職エージェントに相談を。

 

まだ半人前の若手医師が、退局して転職する場合、これから先のキャリアで一人前になるには、誰かの力を借りる必要があります。教育機会を与えてくれる誰かの力無くして、一人前になるのは100%不可能だと言い切れます。

 

そんな不安な転職には、転職市場に精通したスペシャリストが必要です。転職エージェントでコンサルタントに相談し、一つ一つ不安を払拭しながら、求人元の医療機関と話を詰めていく事が重要なのです。

 

退局は、どんな医師にとっても一大決心です。半人前の医師ならば、尚更大変な局面でしょう。医局と喧嘩別れをしてしまう最悪のケースでも、一人前の医師として生きていける力をつける受入れ先を、しっかりと整えておく準備は、簡単な事ではありません。だからこそ、不安があればこそ、信頼のおける転職エージェントに登録し、業界に精通したコンサルタントの力を借りるべきなのです。


女性の転職は、不利益になりやすい?

医師転職の不利益ポイント考

 

男女雇用機会均等法が施行されて以降、女性の社会進出は顕著であり、医業に於いても例外ではありません。厚生労働省の調査によると、女性医師の数は年々増え続け、20代に至っては、約36%もの割合を占めるほどです。

 

しかしながら、「女性である事で、医師として不利益があるか?」…という類の様々な調査では、およそ5割強の女性が、「不利益がある」と答えています。

 

女性医師の転職は、不利益につながるのか?
女性医師は、働きにくい環境なのか?

 

確かに、結婚・出産・育児というライフイベントで、キャリアを中断しなければならないのは女性です。専門性を追求する前に、キャリアの道から外れてしまう女性医師も多い事でしょう。

 

また医療業界は、男尊女卑の考えが根強く残り、閉鎖的で保守的であると感じている女性医師も多いようです。男性医師の約7割もが、「女性医師には不利益がある」と回答している調査結果もある事から、女性医師自身よりも、男性医師たちの体質が、旧来的なものである環境が浮き彫りになっています。

 

しかし、優秀な女性医師は沢山いますし、女性ならではの特性を発揮できる職務が多様にあるのも事実です。女性医師は、女性だから不利益を得ると考えるのではなく、自分にマッチングする職場を探すべきです。

 

女性医師に充分なチャンスを与えてくれる、男女平等を実践できている医療機関も沢山あります。女性を優遇している求人も、実際は多様に存在しているのです。

 

女性医師が不利益を公然と受けていた過去

 

ひと昔前の大学病院では、科によって、「女性は絶対に採用しない!」…と、公言しているところもあったそうです。女性医師自身も、「医師になりたい!」という強い意思や使命感がある者が少なく、「たまたま勉強ができたから、親や先生に医学部進学を勧められた。」…というモチベーションでの職業選択ケースも多かったようです。

 

実際、女性医師が進む科と言えば、皮膚科や眼科や耳鼻科と言った、いわゆるマイナー科が多く、内科へ進む医師は、「女性の幸せを捨てる覚悟をした人」…と揶揄され、外科や整形外科に進む医師は、「もはや変人」…との言われようだったそうです。

 

しかし、今やそんな話がまかり通る時代ではありません。女性医師が不利益を受けるような公然性は皆無でしょう。しかしながら、特に年配者における男性社会の中に根強く残る性差意識が、女性医師の翼に泥を塗っている可能性は考えられます。

 

もしも女性ドクター自身が、現職や転職活動などにおいて不利益を感じた場合、「法律も、社会の考えも、今や女性の味方」…だという事を忘れずにいて欲しいと思います。

 

そして、然るべき人…優良エージェントの優秀なコンサルタントに、現職での問題や、転職先への希望などを相談されてみて下さい。

 

女性が優遇される求人ケース

 

女性医師は、女性ならではのデリケートな問題に対峙する場合や、濃やかなコミュニケーション能力が望まれる場合などに、非常に重宝される傾向にあります。

 

例えば、産科・婦人科・乳腺外科などの女性ならではの疾病や症状を扱う専門科の場合、「女性の先生でなければ嫌だ。できれば女性の先生がいい。」…という女性の患者さんが、圧倒的多数だと言えます。

 

女性ならではの疾病でなくても、泌尿器科などのデリケートな部分に関する専門科は、患者の男女を問わずに、女性医師が非常に歓迎されます。子供を相手にする小児科も、子供の患者が多いエリアの眼科や耳鼻科なども、女性医師を採用したいというニーズが高いようです。

 

また、主に内科や外科といった科目において、術前術後ケアや、病棟管理を必要とするシーンでは、インフォームドコンセントをはじめとする患者や家族とのコミュニケーションにおいて、人間関係を円滑に調整できる「女性力」というものが、非常に重宝されています。

 

女性が性差による弊害を受けないばかりか、性差をメリットとして活用できるシーンも、非常に多いという事実を認識して下さい。

 

女性医師が望む職場環境

 

男女平等は当たり前の時代、特に医業では「できる医師は尊重する」…という風潮があり、能力のある女性医師は、イキイキと働きキャリア形成をしていくチャンスはいくらでもあります。

 

しかしながら、妊娠出産は女性にしかできない大仕事です。育児の多くの担い手は、その適性から女性であるケースが殆どです。そんな中、女性医師が切望する職場環境があります。

 

「病児保育可能施設」…病気の子供を預かってくれる施設は、働く女性医師の一番の拠り所です。どんなに医業に精を出していても、子供が突然病気になると、仕事に穴を空けざるを得ない事態に陥ります。患者さんや同僚に迷惑をかける事を心苦しく思っているのは、女性医師自身なのは言うまでもありません。

 

「託児所や保育所の併設」…女性医師の出産・育児による離職は、医療機関にとっても大きな痛手です。優秀な医師の流出を防ぐ観点などから、託児所や保育所を併設する医療機関も増えて来ました。しかも、通常の保育時間のみならず、延長保育や宿泊保育も可能な施設も増えてきているのです。いつ何時に急患が発生するかもしれない医業において、女性医師が活躍しやすい環境を創るのは、社会全体の利益に繋がるものなのです。

 

「柔軟な勤務体制」…同じ病院に勤務しながら、フルタイムでの常勤のみならず、時短勤務や非常勤務をライフスタイルによって柔軟に選択し、柔軟な勤務体制でキャリアを続けられる医療機関も増えています。子供が小さな数年間は勤務日数を減らし、子供の成長に合わせてフルタイムにシフトしていくというような、勤務体制を柔軟に調整できる雇用契約が望まれているのです。

 

このように、女性医師が切望する職場環境を見つけ、スムーズな転職活動を展開できれば良いのですが…

 

女性医師の特性をメリットに変える転職活動

 

女性医師が旧来型の不本意な考えに影響される事無く、女性ならではの能力をメリットとしてアピールし、妊娠・出産・育児期の女性が切望する柔軟かつ手厚いサポートのある職場環境を得るための、転職活動を実現するにはどうしたら良いのでしょうか?

 

それには、業界に精通し、求人元のニーズを鑑み、女性医師の特性を最大限にPRするテクニックと情報が不可欠です。

 

女性医師個人でそれを実現するのは、到底無理でしょう。しかし、優良転職エージェントの優秀なコンサルタントを転職パートナーに向えたならば、キャリア面・福利厚生面の両面において、理想的な条件の職場を見出し、転職の成功を図る事も可能なのです。


年齢を重ねた上での転職は、不利益か?

医師転職の不利益ポイント考

 

最近マスコミで取り上げられる事が多くなった「エイジハラスメント」という言葉をご存知でしょうか?それは、年齢…特に歳を重ねた状態において、主にキャリアなどに不利益を被る事を意味します。

 

年齢を重ねると、その将来性に対して、相応のポジションや年収を要求される傾向にある事から、転職シーンで検討のテーブルにも上げてもらえない不利益を受けるという話はよく聞きます。

 

たとえば当該医師より若い医師が上司になると、上司は部下を使い難い事もあるでしょう。妙齢の医師が古い考えを変えられなければ、新しい制度や慣習に対応できない事もあるでしょう。

 

「妙齢の医師は、何かと使い難い。」…という、雇用側の言い分も分からなくはありません。しかし、「妙齢だからこそ、相応のキャリアが積まれている。」…とも言えるのです。

 

医師免許には年齢制限がなく、心身共に健康ならば、老齢になっても医業を続ける事ができます。実際、老齢開業医がいるクリニックも少なくありません。しかし、勤務医となれば話は別です。転職市場における妙齢は、手放しで歓迎されるものではないのです。

 

とはいえ、一般サラリーマンの転職が40歳を境にだんだん難しくなってくるのに対し、医師の転職は、その分かれ道が50歳程度と比較的高齢にはなります。

 

そして、専門性の高いエグゼクティブ医師は、50歳を過ぎてからこそ脂が乗り、転職シーンで最も重宝される、エグゼクティブ求人に適う人材になる事もあるでしょう。

 

逆も真なりという切口で、転職活動を設計する。

 

医師不足が叫ばれる今、求職中のドクターが医師として一人前の状態であれば、妙齢であろうが老齢であろうが、適材適所の職は必ずや見つかるはずです。

 

その総てが年齢に応じた成功者向きの高給求人とは限りませんが、医師として充分な収入を得られる、社会的意義のある職務には出逢えるでしょう。

 

実際、殆どの医師の求人には、「何歳でなければならない」という希望はありません。また、そもそも雇用対策法において、 「労働者の募集及び採用について、厚生労働省令で定めるところにより、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。」との規定もあるのです。

 

しかしながら通例的に、医師が50歳を過ぎると、フルタイムでの転職が非常に難しくなってきます。非常勤の定期やスポットアルバイトは多様にあるものの、常勤勤務に一つの枷があるのは事実です。しかし逆も真なり。年齢の枷は、戦略的に回避する事ができるものであり、戦力にすり替える事もできるのです。

 

年齢は、若者が太刀打ちできないキャリアとしてアピール可能な要素です。ドクターがこれまでどんな医業に取り組んで来たか?どんな専門性があるのか?どんな職場環境で能力を発揮できるのか?…などを、立体的に設計するのです。

 

そんな話をすると、「とは言え、私は普通の勤務医でしたから、特別優れたPRポイントなんてありませんよ。」…と、謙遜にも諦めにも取れる、反論をするドクターがいます。ところが、ドクターが積まれてきたキャリアは、自分では一介の医師のつもりでも、いぶし銀のスキルとして受け入れられるのです。

 

・症例数の多さ
・患者や家族とのコミュニケーションスキル
・患者や家族に与える安心感
・医療スタッフの統率スキル
・他の専科との連携協力スキル
・多様な医師とのネットワーク…etc.

 

しかし、このようなスキルを付加価値として訴求するには、転職市場と求人元医療機関の職場ニーズを熟知した人間が、第三者の客観的視点よりアプローチする事が有効的なのです。

 

その第三者の適任者とは、優良転職エージェントの、優秀なコンサルタントである事が多いでしょう。物は言い様、どの角度から話を拡げ、相手に納得させる事ができれば、年齢の枷を戦略的に回避し、戦力にすり替える事は、そう難しい事ではありません。


不利益ポイントを受容し、戦略的に回避する!

医師転職の不利益ポイント考

 

全ての求職ドクターが、転職市場で手放しで受け入れられる、ゴールデンプロフィール・ゴールデンキャリアを持っている訳ではありません。履歴書の文字だけで売り手市場に持って行けるエグゼクティブ医師は、実際、ごくごく僅かな、ほんの一握りの存在です。

 

しかしながら多くの医師は、この一握りの存在に自身のプロフィールやキャリアがはまらない場合、自分は転職市場で価値が低いのではないか?…と、不利益要素ばかりに気を取られてしまいがちなのです。

 

医師にはたくさんの専門科があり、様々な土地に於いて、多様なニーズがあります。そのニーズを掘り下げていくと、ドクターに不利益と思えるポイントをプラスに転嫁し、アピールポイントとして売り込む事が可能なのです。一見不利益に見えるポイントも、それを不利益とみるのは一般論に過ぎません。個別具体的にPR設計をしていくと、必ずや道は拓けると言えるでしょう。

 

私、野村龍一が、医師転職コンサルタントの立場から、口を酸っぱくして言っている事があります。それは…良い転職は、転職エージェント選択時に決まっている…という事実です。

 

転職における、自身の不利益ポイントが気になるドクターには、転職エージェントの専門的な力が通常以上に必要です。
ドクターがより良い転職を実現できるよう、当研究所がお勧めする優良なエージェントへのコンタクトを、心からお勧めします。

 

この記事を書いた人


野村龍一(医師紹介会社研究所 所長)

某医療人材紹介会社にて、10年以上コンサルタントとして従事。これまで700名を超える医師の転職をエスコートしてきた。担当フィールドは医療現場から企業、医薬品開発、在宅ドクターなど多岐にわたる。現在は医療経営専門の大学院に通いながら、医師紹介支援会社に関する評論、経営コンサルタントとして活動中。40代・東京出身・目下の悩みは息子の進路。

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