面談対策:医師転職の意外なセールスポイント

えっ、そんな事がセールスポイントに!?

面談対策:医師転職の意外なセールスポイント

■ 記事作成日 2015/8/23 ■ 最終更新日 2015/8/23

 

転職を意識しているドクターは皆、「自分のセールスポイントとは何だろう?」…と、考えてみるかと思います。

 

転職エージェントのコンサルタントにも、「ドクターの一番のセールスポイントは?」…と聞かれたり、「一緒にセールスポイントを探して、良い転職を目指しましょう!」…と、たしなめられたりするものです。

 

医師としてのセールスポイントを言語化しようとすると、多くのドクターは、その専門性にのみに焦点を当てようとします。保有している専門医資格は何か?どんな医療機関でどんな症例を積んで来たのか?どんな論文でどんな研究成果を出して来たのか?

 

もちろん、医業そのものに於ける、直球の答えは必要です。そしてそのセールスポイントは、ドクターの転職活動の幹となる至極重要な内容を占めます。

 

しかし、その枝葉にどんな花を咲かせ、実を成らすのか?…は、ドクター自身や転職エージェントのセンスが問われるものなのです。

 

自分では転職のセールスポイントにはならないと思われる様々なキャリアや思考などが、実は内定を引き出す大きなポイントになる事もしばしば。ドクター自身がクローズアップしなかった経歴が、意外な突破口として転職戦線のセールスポイントになる事があります。

 

ここでは、転職活動を総体的に上手く推し進めていくための、いわゆる「意外なセールスポイント」を、考えてみる事にしましょう。


語学力や留学経験

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グローバル化社会の到来と言われて久しい今日この頃、語学力が転職に優位に働く事は、医師の世界でも例外ではありません。

 

やっぱり優位な英語力

 

多くのドクターは、難関の医学部への合格を勝ち取ってきた訳ですから、英語に関する基本的なスキルはお持ちでしょう。しかしながら、読み書きはある程度完璧でも、スピーキングやヒアリング能力に加え、言語を自在に操るコミュニケーションスキルがあるか?…というのは話が別です。もしもドクターが英語コミュニケーションが堪能ならば、転職活動で非常に優位なPR材料となる事は間違いありません。

 

都市部…特に2020年の東京オリンピックを控えた「東京」や、米国の有名旅行雑誌「Travel+Leisure」(トラベル・アンド・レジャー)の世界的権威ある調査“世界人気都市ランキング”で一位となった、観光エリア「京都」などでは、一般の外来診療に於いても、英語スキルを持つ医師が優遇されるケースが特に多いようです。

 

都市部でなくとも、医師が診療を英語で対応できると、実際に英語圏の患者の診療が少ないケースでも、その医療機関の大きな看板となります。「英語診療可」…という項目をWebサイトに掲げられるだけで、行政や各種サービス機関の情報誌やサイトなどに、様々な医療機関情報露出がされ、大きな宣伝効果に繋がるからです。

 

また、大きな医療法人の場合、ISO(International Organization Standardization=国際標準化機構)の認定を受ける為にも重要なサービス整備と見なされます。

 

ニーズのある言語は多様化

 

外国語のニーズは英語だけではありません。どんな言語でも、ドクターにそのスキルがあれば、もれなく転職のセールスポイントとなります。ロシア語でもフランス語でもベトナム語でも何でもいいのです。その中でも、特に観光客が増加しているエリアの言語、「中国語」や「韓国語」などは、都市や医療機関によって、具体的な診療対応ニーズとして顕在化している所もあります。

 

英語以外の言語は、そのスキルが比較的低くとも、英語程の高い能力を求められない傾向にあります。英語で言うところの、TOEICで何点以上だとか、英検何級だとかいう、細かい事は問われにくいのです。需給のバランスにより、その言語をある程度使いこなせる造詣があるだけで、一定の評価をされます。どんな言語でも、その語学力はプラスのセールスポイントと見なされるのです。

 

ドクターがもし、英語以外の言語に少しでも明るいならば、仮にその言語の資格試験を受けた事が無くとも、例えば…フィンラドンド語(日常会話程度)…というカッコを付ける事で、そのスキルは、一つのセールスポイントに早変わりするでしょう。

 

留学経験は医学関係以外のものもOK

 

医師の留学と言えば、医局から派遣される、研究機関や医療機関への留学のみが価値があると思われがちです。しかしながら、医学以外の留学経験も、実にプラスに働くセールスポイントとなるのです。

 

ドクターの皆さんは、どうしても「試験」といったものを突破してきた性質上、「資格」などで第三者評価をされていないものは、価値のないものと考えてしまう思考回路があるようです。

 

しかし、学生時代の語学留学や、インターンシップ留学、趣味のための料理研修留学や、アート学校への留学まで、ありとあらゆる留学が、短期であろうが長期であろうが、転職のセールスポイントになり得ます。

 

留学経験は、グローバルシティズンとしての資質を量る分かり易い指標でありますし、ドクター自身の為人を示す格好の材料にもなります。これからの転職シーンでは、医業のスキルだけではなく、ドクター自身の様々なキャラクタが、訴求力を持つ時代なのです。


スポーツ経験とスポーツ負傷者診療経験

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ドクターは学生時代、スポーツをされていましたか?社会人になった今、何かスポーツをされていますか?この「スポーツ」という切口は、どの社会においても意外なセールスポイントになるのですが…それは医業でも例外ではなく、むしろ医業では、一般的な職業以上に重要な役割を示す事もあるのです。

 

どんなスポーツに青春を掛けてきたか?

 

ドクターは、学生時代にどんなスポーツを経験されましたか?
転職シーンでなくとも、多くの人は、共通のスポーツ経験者同士が一気に仲間意識を持ちあう姿を、目の当たりにした事があるでしょう。

 

スポーツとは己の能力の限界まで知力・体力を追い込み、それを超えていく事でスキルアップをし、習熟していくものです。個力に加え、チームプレイといったスキルを学ぶ場として適したものでもあります。よって、その人間がどんなスポーツをやってきたか?…という経験値は、その人の人生の背景を読むのにピッタリとお誂え向きなのです。

 

剣道や柔道などの武道に励み、孤高の精神を鍛え上げて来たドクター。ラグビーや野球やサッカーなどのチーム競技に励み、上下関係のコミュニケーション能力や、計画遂行能力・目的達成能力を培ったドクター。特に若手医師の場合、医師としての専門性が充分でない事から、医業以前の経験や能力…そのドクターの人的資質を重要視される傾向にあります。

 

そんな時、もしも面接担当者や理事長や医院長や上級医などと同じスポーツを経験していると、一気に距離が近づきます。採用側も、求める人材像をプロファイリング化する際、「ラグビーで言えば“SO”つまり司令塔になれる人材」などと考え、選考する事も多いのです。

 

スポーツでどんな風に体を動かしてきたか?

 

外科や整形外科などの場合、スポーツによる外傷や疾病による患者も非常に多い事でしょう。そんな時、ドクター自身がスポーツ経験者で、スポーツマンとしてどんな風に体を使い、動かして来たか?…という実際の経験値は、具体的な診療や、患者とのコミュニケーションに多いに役に立ちます。

 

それは、リハビリテーション科などでも言える事です。机上の空論の学問ではない、ドクター自身が自ら体得した知恵や経験は、患者の心の中心を捉え、前向きな治療計画に協力を得られる手立てとなるでしょう。

 

また、患者の外傷や疾病が、スポーツに於いてどのような影響を及ぼすのか?その影響を最小限にするためにはどうしたら良いのか?…という説明や目算にも、ドクター自身のスポーツ経験が、非常に役に立つはずです。

 

どんなスポーツの外傷や疾病を診て来たか?

 

例えば都心の病院の場合、バレリーナやフィギュアスケーターといった特定のスポーツ等をやっている患者が多く訪れる病院もあります。運動に怪我は付きものですが、その外傷や疾病を最小限のダメージで押さえてくれ、今後の競技への影響を最小限にするための視点を持っているドクターは、非常に重宝されるのです。
バレエで足関節靭帯損傷をしてしまった場合、単に歩けるようになる通常の完治と、ポワント(つま先を丸めた指先で立つ)をして、トウシューズを履けるようになる時期は、全く異なります。さらに、舞台に立って人前で充分なパフォーマンスが出来る時期には、相当の開きがあるでしょう。

 

患者の外傷や疾病が、どの程度で完治し、どの程度で自身のスポーツなどに耐えうる状態になるのか?…などを目算できたり、そのスポーツなどで使用する重要な体の部分を守る治療法などを提供できる医師は、それだけでスペシャリストです。

 

実際…「バレリーナの怪我には〇〇病院が良いよ」
「野球のピッチャーが肘を壊したら、〇〇病院がいいよ」…などという口コミ定評は、市場のあちらこちらで囁かれています。

 

もしもドクターが、たとえば一般的な整形外科医だとしましょう。診療してきた症例も、骨折や挫傷や挫創や靭帯損傷(捻挫)など、至極一般的なものとしましょう。その場合、一見特にセールスポイントの無い、平均的な医師だと自身を評価したり、転職エージェントや求人元に評価されてしまう事があります。

 

しかし、スポーツという付加価値があれば、「バレエやフィギュアスケートによる外傷の症例数が多く、都心の高級住宅地の〇〇病院に向いている。」…などという、セールスポイントに繋がります。スポーツは、自身の経験も、診療経験も、転職の付加価値として形成しやすい切口なのです。


ボランティア活動やNPOなどでの就業経験

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どんなに社会が成熟しても、医師には社会的使命がつきまといます。「医術は仁術」という言葉は根深く、医師には報酬を得る手段だけではない、様々な役割が求められているのも事実です。

 

「医師が行うボランティアは、社会には必要な重要な仕事に、たまたま制度上の報酬がついていないだけ」…という考えの下に、できる限りのボランティアを続けている医師も多いようです。

 

そんな社会通念の中、医師のボランティア活動の実績は、転職活動におけるセールスポイントにもなるのです。

 

海外での協力隊活動

 

青年海外協力隊に代表される派遣型のボランティアは、医師が医業と言うスペシャリティを以って、開発途上国や紛争地域などに出向き、医業を提供するというものです。ボランティアの分かり易い活動例として有名ですから、若い時にこのような活動を経験した医師もいる事でしょう。

 

海外でのボランティア活動は、医業そのもののスキルアップを図ったり、専門性を培うものではありません。しかし、医師としての根本的な姿勢を鑑みる重要な手掛かりとなり、多くの医療関係者に説得力のあるセールスポイントになるでしょう。

 

また、派遣された地域によっては、海外の医療市場を体験してきたという付加価値になる事もあります。(医療が先進的な国や地域の医療や、中国における東洋医学など、西洋医学のメインストリームから離れた医療を体験した場合など)

 

震災等の被災地におけるボランティア活動

 

ボランティアとして被災地の医療に従事されドクターも多いと思います。特に阪神淡路大震災や、東日本大震災における医療ボランティアの活躍は、記憶に新しい所です。

 

100%ボランティアでも、NPO法人などに属した上での就業的ボランティアでも、被災地における医療提供の経験値は、どんな職場でも高く評価されます。

 

それは、医師としての資質に適していると見なされる事だけでなく、被災地医療やパニック状態での救急医療を経験し、相応のスキルを持っているドクターとして重要視され、重宝されるからです。

 

いつ何時、震災が訪れるかは分かりません。有事はどの地域にも潜んでいますし、医療機関には「有事対応マニュアル」や「危機管理計画」の作成が求められています。そのような背景からも、震災ボランティアを経験した医師は、そのキャリアをスキルとして見なされ、セールスポイントとして活用する事ができるのです。

 

地域における様々なボランティア活動

 

ボランティアと言えば、海外協力隊や被災地医療などの、大きな枠組みでの活動を考えがちですが、それだけではありません。日常的に継続的にボランティア活動をしている医師も、実は沢山いるのです。

 

心肺蘇生術などの出前講習会、乳幼児や小児医療の啓蒙活動、小中学校などでの課外授業、ホームレス向けの健康相談…etc.
医師には、社会のために出来る事が沢山あります。そして、自分の出来る範囲の活動を、地道に真摯に続けている医師も一定数存在しています。

 

地域のボランティア活動は、医師本人の問題意識を象徴していますから、ドクターのドクターとしてのポリシーを伝える良い材料となるでしょう。

 

また、医療法人においてもCSR(corporate social responsibility = 法人の社会的責任)が問われる今、医師の個人的な活動を、医療法人が応援する形でCSRを推進したり、その結果を医療法人の広報活動に役立てる事もできるでしょう。

 

医師のボランティア活動は、医師個人としてのポリシーを体現する鑑となるだけではなく、医師が働く医療法人における様々な活動にも役立つ情報です。もしもドクターがボランティアに従事された経験をお持ちなら、転職の医業スキルとは無関係だとは思わずに、転職エージェントや求人元へのセールスポイントにしてゆきましょう。

 


医業以外の職業経験

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医師は一般と比べて転職回数が非常に多い職業です。しかしそれは、医業から医業への転職で、全く異なる職務を経験した医師は非常に稀少性の高い存在であるのが特徴です。

 

現在の多角的な価値観が必要とされる社会に於いて、「学校と病院しか知らず、了見が狭い」…と、揶揄される事もある医師。特に大病院などの経営に従事しようとしたり、特殊なターゲットに向けたクリニックなどを運営しようとした場合、他の職業を経験した医師が、非常に重宝される事もあるのです。

 

講演や執筆の経験

 

医師以外の職業とは言っても、医業をフックにした職業経験として目立つのが、講演活動や執筆活動です。

 

医師という観点で社会を読み、広く大衆に呼びかける力を持っている医師は、フラッグシップ性という意味や、医療機関の広告塔という意味などから、転職活動におけるセールスポイントを得やすいと言えるでしょう。

 

もしもローカルの新聞社やテレビ局などの医療顧問になっていたり、自身が関連してメディア露出などがある場合は、よりそのセールス力が強固になります。有名なメディアの名前を冠するだけで、転職活動の後光効果は完璧さを持ちます。

 

完全なキャリアチェンジによる医師

 

ドクターの中には、高校卒業後すぐに医学部に入った訳ではなく、別の学部の大学を卒業し、一旦社会に出て就職をした後に、「どうしても医師になりたい」…と、大学を受け直し、医学部で学び直して医師になった…という人材が、一定数います。

 

ドクターの医局にも、不自然に年齢の高い研修医が、一人くらい混ざっている事があったのではないでしょうか?

 

医業としては「遠回りした」…と見られるキャリアも、考え様によっては大きな武器になります。医師として一人前になれた、専門医を取得できるほどのキャリアを積んだ後は、医業しか知らない医師よりも、稀少な人材として注目を集める事もあるのです。

 

例えば銀行など金融機関に勤めていたり、公認会計士や税理士などのライセンシーとしてのキャリアがある方は、大病院の理事職や病院長、クリニックの医院長などの経営スキルに直結させる事ができるでしょう。これは、医業しかしらない医師が、非常に不得手な会計分野です。

 

例えば広告やマスコミ業界に勤めていた人ならば、客商売として医業を考えた場合の、広報広告活動などに力を発揮する事ができるでしょう。

 

完全なキャリアチェンジにより医師になった人は、以前のキャリアをあまりPRしたがらない傾向にあります。それは、医学部や研修医時代から、特異な目で周囲に見られ、「遠回り」という表現をされてきた事が、原因かもしれません。

 

しかし、医師としては遠回りをしてきたかもしれませんが、ビジネスパーソンとしては全くの逆で、最短で様々なスペシャリティを身に着けた、複数分野でのスペシャリストとして存在できます。

 

医業以外の職業経験を持つ人材が少ない医師の世界に於いて、そのキャリアはウィークポイントではなく、セールスポイントになるのです。


趣味や特技といった切口

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一見すると、医業とは全く関係が無いと思われる趣味や特技の追求も、転職活動のセールスポイントになる事があります。それは、車やワインなど、多くの医師が傾倒しがちな消費活動と関連するものや、ピアノや茶道や絵画といった文化活動、ゴルフやテニスや乗馬など、コミュニケーションツールとしても用いられる社交性のあるスポーツなどに言えるようです。

 

共通の趣味による切口

 

医業に於いて成功し、医療法人の理事や院長に就任するような一定の成功者は、それなりの趣味の世界を持っている事が多いものです。彼らは、自分が付き合う相手に、相応の文化性を求めます。

 

例えばゴルフを社交だと思っているドクターは、ゴルフをするドクターを認め、ゴルフ社交が出来るラウンドスキルがある人材を、高スキルのある人間だと認める傾向にあります。そのようなタイプが医療法人の上層にいた場合、仕事の一環としてゴルフ社交に帯同できるドクターは、それだけでセールスポイントになります。

 

医業には全く関わりそうも無い、ワインや車といった趣味においても、もしも面接担当者や上層部がその趣味を持っていた場合、医業の話が5分、趣味の話が60分という面接もあり得るでしょう。共通の趣味と言うものは、瞬時に共感性を生み、図らずともセールスポイント化する事があるのです。

 

消費性や文化性や社交性がキーワードとなる、医師にありがちな趣味や特技を持つドクターは、履歴書の趣味・特技の欄に、やや詳しくその項目を書いてみると良いでしょう。


転職では何が吉と出るかは分からない!

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医師の転職に於けるセールスポイントは、医業だけじゃない!…と言うと、多くのドクターは訝しげな顔をされます。

 

しかし、ドクターの為人やキャリアや趣味などを詳しくヒアリングして行くと、ドクターにしかない、キラリと光る持ち味が見えてくる事があります。

 

実際、医業だけでセールスポイントを作ろうとしても、それほどの特異性を見出せないドクターが大多数です。医療スキルは他のライバル達ともどんぐりの背比べですから、年齢や実績に応じた、一般的なPRしかできません。

 

そんな時、「医業スキル」×「〇〇」という掛け合わせを行う事で、非常に力強い訴求力を得る事も可能なのです。それはつまり、ドクターの転職活動に於いて、ドクターのキャリアやスキルを隅から隅まで洗い出せる環境=転職エージェントにおけるコンサルタントとのコミュニケーションの重要性が問われるものです。

 

私、野村龍一が、医師転職コンサルタントの立場から、口を酸っぱくして言っている事があります。それは…良い転職は、転職エージェント選択時に決まっている…という事実です。

 

特に、自身の医療スキルを差別化をしにくいドクターは、転職エージェントの専門的な力によって、セールスポイントを形成し、戦略を立てる事が、通常以上に必要です。ドクターがより良い転職を実現できるよう、当研究所がお勧めする優良なエージェントへのコンタクトを、心からお勧めします。

 

 

(文責・医師紹介会社研究所 所長 野村龍一)

 

この記事を書いた人


野村龍一(医師紹介会社研究所 所長)

某医療人材紹介会社にて、10年以上コンサルタントとして従事。これまで700名を超える医師の転職をエスコートしてきた。担当フィールドは医療現場から企業、医薬品開発、在宅ドクターなど多岐にわたる。現在は医療経営専門の大学院に通いながら、医師紹介支援会社に関する評論、経営コンサルタントとして活動中。40代・東京出身・目下の悩みは息子の進路。

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少し古いデータにはなりますが、厚生労働省が平成22年に行った「病院等における必要医師数実態調査」によると、科目別での医師の充足度には、それなりの格差があります。
医療費削減政策と医師市場の展望
社会的地位と高収入が叶う「ゴールドライセンス」のトップに君臨する医師業ですが、このままずっと売り手市場が続くのでしょうか?…国は、医療費削減政策を大きく掲げ、あの手この手を画策しています。医師たちの仕事環境・転職環境はどこに向かって行くのでしょうか?
医師の転勤による転職事情
転職をお考えのドクターの中には、予め転勤を前提にしたり、地域制限をかけずに求人を探す方も多いようです。狭い日本とはいえ、医師市場における地域性は様々。転職医師がそれぞれにマッチングする地域を見つけ出せるよう、メディカル市場の地域性を考えてみましょう。
求人増加中!? 在宅医療の実態
本格的な高齢者社会の到来・僻地医療問題・医療費削減政策の推進・終末期医療の価値観変化などから、地域医療の中核の一つとして、日本各地で「在宅医療」の進展が見られています。よってドクターの求人も増えているようですが…その実態は、医師にとってどのようなものなのでしょうか?
勤務医?開業医?「転職」…あなたの適性は?
勤務医?開業医?フリーランス医?…臨床医?産業医?研究医?…医師にはいろいろな働き方があります。そして今、「転職」を検討しているあなた。これを機会に、ご自身の適性を根本から考えてみてはいかがでしょうか?ここでは、エゴグラム理論を元に検討していくこととしましょう。
医師の転職と家族の問題を考える
良い転職求人があっても家族の賛成が得られなかったり、子供の教育などを理由に家族から転職を促されたり…etc.転職と家族環境の折り合いに、苦労するドクターも多いようです。家族の問題を解決するにはどうしたら良いのか?様々なエピソードと共に、そのヒントを探ってみましょう。
改正労働安全衛生法と産業医の転職市場
働く人のメンタルヘルスが叫ばれている今、法整備と共に産業医のニーズも高まってきています。2015年12月にストレスチェック義務化法が施行される事もあり、今後も注目度は高まるばかりです。産業医をとりまく市場は今、どのようなものなのでしょうか?
製薬会社への医師求人転職 =メディカルドクター=
臨床現場から離れ、製薬会社の臨床開発(治験)などを行う、MD=メディカルドクター。QOMLの観点からも注目される働き方ですが、臨床医からの転職には不安やハードルを感じている方も多い様です。 MDへの転職事情を、考えてみる事にしましょう。産業医をとりまく市場は今、どのようなものなのでしょうか?
面談対策:医師転職の専門医・専門科別セールスポイント考
せっかく転職をするのなら、少しでも良い条件で働きたいもの。提出書類や面接において自分を高く売り込むには、セールスポイントを明快にする事が大切です。その時、基本的な指針となるのが専門医取得状況です。専門医・専門科別の転職市場と、セールスポイントを考えてみましょう。
医師転職の不利益ポイント考
今や医師の転職は「当たり前」の時代。勤務医の平均転職回数は4回以上だと言われています。転職を機にキャリアアップや年収アップ、プライベートの充実を図る人が増える一方…転職が、仇となる人も。いったいその差は何なのか?転職時に不利益に働くポイントを考えてみましょう。
医師と転職キャリアプランニング
医局の絶対性が失われてきた今、医師にはキャリアの選択肢が多岐に広がっています。しかしながら、この選択的自由権が曲者。キャリアの海で迷い彷徨う、「漂浪ドクター」が後を絶ちません。転職を考える好機に、根本的なキャリアプランニングを一緒に考えてみましょう。
どの地域への転職がオススメ?=医師転職市場分析=
厚生労働省は、定期的に「医師・歯科医師・薬剤師調査」という全国調査を行っています。その目的としては「医師、歯科医師及び薬剤師について、性、年齢、業務の種別、従事場所及び診療科 名(薬剤師を除く。)等による分布を明らかにし、厚生労働行政の基礎資料を得ること」となっています。
医局の辞め時…転職年齢とタイミングを考える
教授や准教授になれる医師はほんの一握り。医学博士への道も、誰にでも訪れる訳ではありません。医師のキャリアに於ける医局の辞め時っていつだろう?これからのキャリアを考えた場合に、見切りをつけるべき時期とタイミングを考えてみましょう。
医師転職用 履歴書の書き方とプレゼン手法
採用担当者に良い印象を与え、自分を高く売り込むには、履歴書や職務経歴書といった基本から、関連付加書類・面接コミュニケーション如何が多角的に問われます。しかもそれは、医師の味方である転職エージェントとの面談時にも実は大切な事。将来を左右する、転職時のプレゼンテーションについて考えてみましょう。
医師のセカンド転職を考える
医局を辞めての「初めての転職」と、それ以降、二回目からの転職は、その勝手が随分と違ってきます。ファースト転職でPR材料となった医局ブランドはもう使えません。辞める方法も、辞めるタイミングも、医師転職市場へのPR方法も変わるセカンド転職事情と、優位に立ち回る方法を考えてみましょう。
医師が多い・少ない都道府県は?医師・歯科医師・薬剤師調査より
厚生労働省が行っている「平成24年(2012年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」によると、医師全体の働く場所としては、やはり“病院で雇用される”ことがもっとも多くなっているようです。
医師転職に有利なマネジメントスキル
医業は専業職であり、専門医資格などを得て突き詰める事で優遇される事からか、マネージメントスキルが著しい乏しいドクターが多く見受けられます。しかし、一見すると一介の医師とは直接関係の無さそうなマネージメントスキルこそ、実は転職市場で有利に働くという事実。医師のマネジメントスキルについて、考えてます。
生涯収入アップのための転職活動
収入アップを基準に転職を考えた場合、その成否は、「生涯収入」にまで思考を拡げる必要があるもの。必要な時に充分に収入を得ながら、最終的に納得のいく生涯年収を得るために…ドクターの年齢やキャリアプランに応じた、収入アップを叶える転職事情を考えてみましょう。
マイナンバー制度が医師転職市場に与える影響を真剣に考えてみる
2015年10月、国民一人一人にユニーク番号を振り分ける、「マイナンバー制度」が始まりました。その目的は、社会保障や税の運営やサービスの向上を図るものですが、この仕組みを医療サービスにも活用しようという計画も動いています。マイナンバー制度は、医療業界、そして勤務医の転職市場に何をもたらすのでしょうか?
医師不足は解消されていない?医師数と病床数の推移の裏にあるもの=医師転職市場分析=
厚生労働省は、およそ2年ごとに「医師・歯科医師・薬剤師調査」というものを行っています。
医局外様はツライ?=出身大学と違う医局に入る苦労=
現在の臨床研修制度が敷設されて以降、出身大学以外の医局に入局するケースも一般的な事となりました。ひと昔前よりは格段に「開かれた医局」になったと言われていますが…果たしてその実態は…「医局外様」という言葉が表す通り、一筋縄ではいかないようです…
医師の需要と供給のバランスは?=医師転職市場分析=
2015年12月10日、厚生労働省では「医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会(第1回)」が開催されました。昨今の医療事情を反映しながら学部の定員増措置の見直しを図るなど、今後の医師の数を左右する、重要な検討会となるようです。
医師の需要と供給のバランスは?その2=医師転職市場分析=
2015年12月10日、厚生労働省が「医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会(第1回)」を開催しました。ここでは、全国的にみた「医師数を鑑みた医学部定員の在り方」が検討されていました。前回の当コラムでは、医師の数が増えている一方で、地域格差が埋まっていない現実をおつたえしましたが、今回も引き続き、「医師が求められている地域はどこか」を考えてみたいと思います。
医師の需要と供給のバランスは?その3=直近5年間の動向=
厚生労働省では、数年ごとに「必要医師数実態調査」を行っています。その一方で、「医療施設(静態・動態)調査」という調査も行い、その時点での診療科別、都道府県別などの医師数および歯科医師数を把握しています。
必要医師数と必要求人医師数とのギャップの意味は?=日本医師会調査より=
厚生労働省では、数年ごとに「必要医師数実態調査」を行っていますが、2015年には日本医師会がこの調査を行いました。この調査結果からは、「必要医師数」と「必要求人医師数」とのギャップを見て取ることが出来ます。
少子高齢化ニッポン、最も患者不足となる地域は?=市場分析=
医師の仕事は、患者さんがいないと始まりません。つまり、人口が多いところには多くの病院ができますし、医師の需要も高くなります。
病床機能の転換は進むのか?迫る転換期限
つい先日、厚生労働省の社会保障審議会の「療養病床の在り方等に関する特別部会」が行われました。この会議の中では、介護療養病床と25対1医療療養病床が、2017年度末以降にどう変わっていくのか、という課題への議論が行われています。
所謂「地域に必要な医師数」とはどのように決められているのか?
日本では全国的に「医師不足」が叫ばれて久しいですが、本当にそうなのでしょうか。 確かに、有効求人倍率は常に1倍を超えていますし、どこの地域で勤務する医師でも「人手が足りない」と感じることは多いでしょう。
医師転職の難しさを、地域医療の医師偏在問題から考える
日本全国で医師不足が公の場で議論されるようになって、早10年。実はそれ以前に一度、医学部定員を減らす、という動きがあったそうです。
ポイントは「高齢化社会への対応」 厚生労働白書からみる必要な医師
先日、厚生労働省より「厚生労働白書」が公表されました。厚生労働白書とは、厚生労働省がおこなっている行政に関する年次報告書として位置づけられており、毎年少しずつ、取り上げる内容が変化しています。
医師の転職先を病院機能から考える 中核病院の定義とは
医師が転職を考える時、何を基準に転職先を選ぶのでしょうか。例えば、病院が担う役割から考えることもありますよね。「病院が担う機能」にはいくつかの定義がありますが、その中でも、時折耳にする「中核病院」という言葉があります。現在では何気なく使われている言葉ですが、どのような病院のことを定義しているのでしょうか?
公立病院への転職 医師としてのメリットはあるのか?
医師が活躍できる場所は様々な分野にありますが、中でももっとも多くの医師が勤務するのが病院などの医療機関です。医療機関は規模や特性によって、様々に分類されており、それぞれに期待されている役割、担うべき役割があります。
医師の需要は高いが、どうする?一般内科医への転職は正しい道なのか
医師という職業は、非常に多くの専門領域に分かれますが、その中でもよく見かける「一般内科」という言葉。単純ですが、だからこそその責務が分かりにくい言葉かもしれません。今回はこの「一般内科」と、今後増えてくるであろう「総合診療専門医」について考えていきたいと思います。
医師の「外来のみ勤務」への転職は可能か?
医師が働く現場としてもっとも多いのが医療機関です。しかし、入院施設のある病院では、夜間勤務や当直、オンコールなどの対応がつきもので、そういった夜間の対応に負担を感じる医師も多いのではないのでしょうか。
止まらない医師の偏在問題 自治体が医師数を完全コントロールする時代へ?
日本で全国的に“医師不足”が叫ばれるようになってから、早10年以上。ここ数年は、国が中心となって“医学部増員”を図っており、推計では2024年(平成36年)頃には、医師の需要と供給は均衡すると考えられています。
医師が総合病院へ常勤転職することは、吉なのか凶なのか
近年、病床数の変更や病院の統合などによって、医師確保対策に乗り出している、いわゆる“総合病院”。現在の医療法では、この名称への基準は無くなりましたが、それでもまだ、医師の転職先の選択肢として“総合病院”が視野に入ることは多いのではないでしょうか。
医師の“急性期病院への転職事情”を考える(公立編)
医療業界は日々目まぐるしく変化を続けています。その影響は、病院の機能にも及んでいます。今回は、ここ数年で色々な“変化”を余儀なくされている、急性期病棟に焦点を当てていきたいと思います。
医師がクリニックへ転職するメリットとは?
医師の就職先といえば、“病院”というのが一般的でした。しかし、近年では勤務スタイルの多様化に伴い、クリニックへの就職・転職を希望する医師も増加しており、実際に求人情報も増加してきています。
医師転職サイトの“非公開求人”の実態とは?
日ごろから多忙な医師にとって、時間的・精神的な負担をかけずに、効率よく“優良な求人情報”を探す手段とは、どのような方法なのでしょうか?近年、医師の転職方法の主流になりつつある医師転職支援サービスの“非公開求人”について、詳しくご紹介していきたいと思います。
一般病院への転職、何を見てどう考える?
日本の医療分野では、一般病院という呼び方への明確な定義はありませんが、大学病院や特定機能病院との違いを明確にするために、一般病院と呼んでいる傾向にあります。
転職を考えるなら今!医師に求められる“地域医療”への対応力
現在の日本の医療は、抜本的な改革無しには立ちいかない状況に追い込まれています。そんな現在を生きる医師に対し、これまでの“狭く深い”分野での専門性から、“より広く深く”対応する力が求められています。今、医師が転職を考えるなら、このようなスキルを必要とされる“地域医療”に対応できる力を養うことも必要かもしれません。
いくつになっても可能なのか!?中堅医師の大学病院への転職
“大学病院”というとベテランの医師もいますが研修医も含め若い医師が多いというようなイメージがありませんか。医師以外の例えば看護師なども、卒後すぐに就職する先が大学病院である人が多いため、どうしても平均年齢は若くなります。今回は、大学病院で求められる医師の資質と、中堅以降での大学病院への転職について、考えてみます。
急性期病院への転職事情を考える(民間病院編)
以前、公立病院の急性期病院への転職に関する情報をお伝えしました。今回は、民間病院の急性期医療に着目していきます。公立病院と比較しながら、民間病院ならではの視点で概要をご紹介していきます。
必要医師数と医師確保対策から医師の転職を考える
全国的に医師不足が叫ばれているものの、平成36年ころには医師数は需要と供給のバランスが取れるとされています。しかし、それはあくまでも全体で見た医師数の話であり、都道府県別に見ると、現在でも医師数の需要と供給のバランスには、偏りが見られており、今後もその傾向は高まることが予測されます。
医師の需要が最も高い県はどこか?= 医師確保対策と医師必要数から考える
平成29年現在ではまだまだ医師不足が謳われているものの、平成36年ころには医師の「需要と供給」バランスが取れるとされています。今後は、医師も自分を積極的に売り込まなければならない時代がやってくるかもしれません。
医師転職市場分析 医師にとっての「短時間正社員制度」を考える
日本の一般企業では、2008年頃から「短時間正社員制度」の導入が推奨されています。この制度は、雇用者・被雇用者ともにそれなりにメリットがあるといわれていますが、果たして医師の世界でもそうなのでしょうか。制度の仕組みと、医師にとってのメリット・デメリットを考えてみます。

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