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新医師臨床研修制度と外科(系)医市場

外科(系)の医師転職 =市場分析=

 

2004年から導入された新医師臨床研修制度の影響によって、若手医師のさらなる外科離れが指摘されています。ご存知のとおり、新制度では幅広い診療科でローテーションのごとく診療研修ができますが、結果として、大学病院の研修医減少を招き、労働条件の厳しい診療科が敬遠されるようになってしまいました。

 

その「研修医に敬遠される診療科」の代表格が外科(系)というわけです。この外部環境変化は、外科(系)医師の転職市場にも一定の影響を及ぼしつつ有ります。

 

具体的には、医局弱体化による研修医不足が招いた、若手外科医師(30代前半まで)の奪い合いです。


研修医の逆転現象が市場に及ぼした影響

参考までに、研修医の受入数割合を大学病院と臨床研修病院(大学病院以外)で相対比較してみます。

 

2004年新医師臨床研修制度導入より前の2003年において、研修医の受入割合は大学病院が72.5%、臨床研修病院(大学病院以外)は27.5%とおよそ3:1の割合でした。その後、新医師臨床研修制度が始まった2004年以降は、2005年早々に同程度の割合となり、更にその後は臨床研修病院(大学病院以外)が上回る逆転現象が生じています。

 

大学病院 それ以外の病院
2003年(新制度前) 72.5% 27.5%
2004年 55.8% 44.2%
2005年 49.2% 50.8%
2006年 44.7% 55.3%
2007年 45.3% 54.7%
2008年 46.4% 53.6%
2009年 46.8% 53.2%
2010年 47.2% 52.8%

 

更に、2年間の義務である臨床研修を終了した後に、研修医が大学に戻らなくなっている事も特徴です。

 

厚生労働省による平成22年臨床研修修了者アンケート調査を元に調査すると、臨床研修病院(大学病院以外)で研修をした医師のうちかなりの割合(62.7%)が大学病院院外の勤務を希望しているとのデータがでています(大学病院勤務の希望者は34.6%)。

 

更に大学病院で研修をした医師のうち25.8%は大学病院以外での勤務を考えているとの衝撃的なデータが知られています。

 

研修医を大学病院とそれ以外の病院で取り合いになっているという結果が生まれ、若手医師の需要が高まるという現象が生まれました。その流れは外科医師の転職市場に与える影響も予想通り甚大でした。

 

外科系医師のあなたの年齢が30代前半ならば、「かなり充足気味なので欠員を待つしか無い」と報告されている都市部の200床以上大病院でも好条件での転職が可能である理由がここにあります。

 

手術希望のベテラン外科医の需要は?

 

若手外科系医師の需要が高いことはわかりました。それでは、50代以上のベテラン外科系医師、特にガンガン手術をすることを希望している医師についての市場需要は如何でしょうか?残念ながら、都市部においてのベテラン外科医師の採用ニーズはどんどん減少しているのが現実です。

 

ではどうするか?下記で説明しますが、中規模以下の医療機関に転職ターゲットを絞り込むか、地方に活路を見出すかという考え方が有力です。

 

ただし、都心部でベテランキャリアを築いた外科系医師の方が、今更地方に引っ越ししてまで転職するというのは現実的ではないでしょう。やはり、転職先医療機関の規模をダウンさせて求人情報を洗い出すという妥協策が必要かもしれません。

 

小規模医療機関にも、激務から開放されてライフスタイルを重視した就業スタイルにシフトできる可能性があるなどのメリットは有ります。

都心より地方で加速する外科系医師不足

外科系医師の求人ニーズは全国規模で存在しますが、都心よりも地方郊外で加速しています。特に都心大規模の病院ではかなりの好待遇で求人を行う機関が長く続いていましたが、そのステージは一段落ついたと見るべきでしょう。

 

しかし、200床程度かそれ以下の小規模医院では都心でもいまだ求人は活発ですが、外科医師にありがちな「ご自身の理想とする環境での医療実現」がなせるかどうかはかなり微妙です。小規模な医療機関は当然のことながら経営資源に乏しく、人員、設備、患者層そのものである程度のミスマッチが発生する事が考えられるからです。

 

近年における外科系医師数の年次推移

 

外科系医師の総数は平成18年まで減少がみられましたが、その後は持ち直して微増する状況となっています。

 

全体の医師不足状況は変わりありませんが、既に述べたように、地域格差が大きいので、都心部などでは思ったより求人に対する外科医師からの応募が多く、直ぐに求人が埋まってしまう例も普通の光景となりつつあります。

 

外科(系)の医師転職 =市場分析=

「平成24年(2012年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」より

 

主な専門別の外科系医師数は下記のようになっています(上記同データより)

 

診療科

病院勤務
医師数(人)

診療所勤務
医師数(人)

平均年齡(歳)
外科 12337 3746 65.3
呼吸器外科 1636 19 55.3
心臓血管外科 2811 82 53.2
乳腺外科 1208 258 53.5
気管食道外科 66 3 73.2
消化器外科 4489 271 60.5
肛門外科 159 269 59.0
脳神経外科 5892 1084 57.7
小児外科 678 23 58.3
整形外科 12806 7674 58.2
形成外科 1848 409 51.2
美容外科 17 427 45.6

 

 

外科医師の地域格差

 

医師総数および外科医師の地域格差は下記のデータからよくわかります。人口10万人に対する外科系医師の数においては長崎県が33.0人と最も多く、埼玉県が13.7 人と最も少ない状況です。

 

念のために外科専門医資格の取得者数に関してもわかりやすいデータが有りましたので参考にしてみてください。外科専門医は京都府が21.7 人と最も多く、新潟県が10.8 人と最も少ない状況となっています。

 

都道府県(従業地)別にみた医療施設(病院・診療所)に従事する人口10 万対医師数

外科(系)の医師転職 =市場分析=

「平成24年(2012年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」より

 

都道府県別 外科医師および外科専門医資格取得医師の数

外科(系)の医師転職 =市場分析=

「平成24年(2012年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」より

優良医療機関における外科系医師の選考基準

優良な医療機関の人事戦略において、外科系医師を選考する際の基準にはどのようなものなのでしょうか。まずは当然のことながら専門です。

 

化学療法、消火器専門医師の内視鏡メーカーや治療への関与度、マンモグラフィー読影技術、マーゲン読影技術など。外科専門医資格を所有しているならば当然有利です。過去症例の数についても言うまでもありません。

 

また、就業先の医療機関にて「外科医として何を成し遂げたいか」というある種漠然とした質問がされることも多いです。この回答には、過去の経験と患者に対する応対の考え方を反映させてあなたなりの言葉で説明してください。

 

就業条件(給与、当直、オンコール)に対応できるかも重要ですが、面接時に詳細までつっこまない(つっこめない)ことがとても多いです。その場合は後日条件のすり合わせとなります。

 

得てして曖昧になりがちが就業条件のすりあわせですが、外科系医師については、他の診療科目ほど強くご自身の希望条件を医療機関に提示できないことも珍しくありません。直接自分が交渉するのが難しいと感じたら、医師紹介会社や転職コンサルタントを使って、事前の根回しをしておいてから面談に臨むという手もあります。

 

年収交渉については様々なポイントが有りますが、求人先医療機関に既に所属している外科系医師の給与昇給幅をリサーチします。これはご自身では難しいでしょうから、医師紹介会社やコンサルタントにタスク依頼をします。

 

当直およオンコール手当、残業手当についても同様です。体力勝負な職場であることは変わりないので、通勤時間で無駄な時間を浪費しない求人先にすることも重要です。

 

オペ室の数と曜日、緊急手術件数、開腹・腹腔鏡、内視鏡症例、放射線及び麻酔科、吐血時オンコール状況、検査入院状況、当直明け手術状況などは事前にご自身でチェックしておいて下さい。

 

外科専門医資格を持っている方がさらなる資格(サブスペシャリティ)を取得したい場合は、就業医療機関で症例数の上積みができるかどうかが重要です
それには、医療機関全体の症例数と所属外科医師数の数も考案しなければなりません。

 

当然、症例数と資格取得のための組織体制が整っている医療機関の求人は人気があります。あなたが開業希望の外科系医師ならば、病院トップや経営層の考え方と経営手腕を盗める転職先求人を探しましょう。全ては開業時のシミュレーションとしての転職と割り切ることでもオーケーです。

 

家族の事情などでライフスタイル重視型の転職を考える場合は、小規模病院や地方郊外での就業も考慮してみてはどうでしょうか。定時退勤可能(予定オペのみ消化)だったり、当直・オンコール免除などの条件交渉が可能なケースもあります。

 

この記事を書いた人


野村龍一(医師紹介会社研究所 所長)

某医療人材紹介会社にて、10年以上コンサルタントとして従事。これまで700名を超える医師の転職をエスコートしてきた。担当フィールドは医療現場から企業、医薬品開発、在宅ドクターなど多岐にわたる。現在は医療経営専門の大学院に通いながら、医師紹介支援会社に関する評論、経営コンサルタントとして活動中。40代・東京出身・目下の悩みは息子の進路。

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