医局退職も万全 - 初心者用登録推薦ベスト3社

格付けの高い医師紹介会社を下記で比較

当サイトの医師紹介会社評価基準について

転職成功に必要な医師紹介会社の登録数は?


 

「短時間労働医師」の勤務時間と給与比較を行ってみた

短時間勤務で働く医師の実情は?

■ 記事作成日 2016/8/8 ■ 最終更新日 2017/12/6

医師として勤務するとき、多くの場合は正規職員として、規定時間内一杯(もしくはそれ以上)の時間で労働していることになると思いますが、中には「短時間労働者」として勤務する医師もいます。

 

今回も、厚生労働省が行っている、「賃金構造基本統計調査」の平成27年の結果データから、医師の「短時間労働者」の実態について、考えてみました。


厚生労働省が行った調査の概要

 

この調査は、毎年7月頃に行われ、翌年の2月頃に公表されます。現在の最新データは、平成27年のもので

 

  • 平成27年6月の月額の給与
  • 賞与、期末手当等特別給与額については平成26年1年間の合計

 

が示されています。ここまでは、前回の当コラムでもお伝えしています。

 

今回はこの中でも、「短時間労働者」について、その実態をみてみました。尚、厚生労働省では「短時間労働者」について、次のように定義しているようです。

 

同一事業所の一般労働者より1日の所定労働時間が短い、又は、1日の所定労働時間が同じでも1週の所定労働日数が少ない労働者

 

「短時間労働者」である医師は、意外と多い??

 

では、この調査結果より、実際に「短時間労働者」である医師が全国にどれくらいいるのかを見てみます。

 

短時間勤務で働く医師の実情は?

図1 医療機関規模別 男女別での就業人数の比較

 

上記のグラフで「10人以上計」となっているのが、全国の10人以上の規模の事業所(医療機関)で働く人数です。男性医師は5.3万人、女性医師はおよそ1.7万人です。全国での合計人数とはいえ、意外と多いように思いませんか?

 

同じく厚生労働省が行っている「平成26年(2014年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」のデータを見ると、全国で働く医師の数は、およそ31万人です。このうち、男性医師はおよそ24.8万人、女性医師はおよそ6.4万人ですから、単純に計算すれば、男性医師のおよそ5人に1人、女性医師のおよそ4人に1人は、短時間労働として働いていることになってしまいます。

 

この2つの統計は、いずれも厚生労働省によるものではありますが、調査の対象に多少の差異がありますので(全国総数なのか、事業所(医療機関)規模によるのか、など)一概にはいえませんが、意外と「短時間労働」として働く医師が、多いのではないかと思います。

 

「短時間労働で働く医師」の給与とは

 

では、短時間労働をしている医師の給与の実態はどうでしょうか。

 

こちらも、「賃金構造基本統計調査」の平成27年の結果データから計算してみました。

 

【計算方法について】

 

●上記データのうち「医師」のデータのみ参照
●実労働日数 × 1日当たり所定内実労働時間数 × 1時間当たり所定内給与額

 

これを12か月分で年間所得(推計)とし、さらに「年間賞与その他特別給与額」を追加して、1年間の給与総額の推計値を計算した

 

短時間勤務で働く医師の実情は?

図2 医療機関規模別 男女別での年間所得額(推計)の比較

 

これはあくまでも推計値ではありますが、全国平均でみると、実は男性医師よりも、女性医師の方が、わずかながら高額になるようです。その理由は、事業所の規模によると考えられます。

 

事業所規模として「10~99人」というのは、病床数20床未満の診療所や、病床数は20床以上でも比較的小規模な病院、あるいは訪問看護ステーションなど在宅医療を中心としたところではないかと推測できます。

 

こういった医療機関では、院長(あるいは責任者)が男性の場合は今回の「短時間労働者」には該当しませんが、例えば週に数日、あるいは数時間の短時間労働をしている女性医師が、かなり多いと予測できます。

 

このような医療機関では、必要医師の確保が困難であるために、時間単価を比較的高額に設定して、医師確保に努めているのではないでしょうか。

 

特に無床の診療所などでは、夜勤の必要性がありませんので、産休後や育休中の女性医師を、確保しやすくなるのかもしれません。

 

一方、男女の差額は小規模事業所よりも少し小さくなりますが、男女が逆転しているのが、1000人以上の大規模な事業所(病院など)です。

 

このような医療機関では、やはり夜勤(あるいは夜間のオンコール)がありますので、男性医師の方が勤務時間(拘束時間)が長くなるため、給与額もそれなりに高額になる、とも考えられるのですが、実際にはどうなのでしょうか。

 

労働時間と時間給との男女差を比較する

 

ではここで、事業所(医療機関)の規模別で、男女の医師の労働時間と時間給とを比較してみます。

 

短時間勤務で働く医師の実情は?

図3 医療機関規模別 男女別での1か月あたりの労働時間と時間給の比較

 

このグラフをみると、必ずしも「大病院は男性医師の方が勤務時間帯が長い」とは言い切れないことが分かります。そもそも、時間給に男女差があるようです。

 

また、この時間給の差と実際に勤務する時間との差で、全国的な平均値に差が出ている、ということです。さらに、男性医師よりも、女性医師の方が、実際の勤務時間が長いことが分かります。

 

興味深いのは、「事業所(医療機関)規模が100~999人」の場合、1か月あたりの勤務時間は、男女ともに25時間程度であるという点です。さらに、もっとも短時間労働者として働く医師の実労働時間が長いのは、1000人以上のいわゆる大病院などです。

 

これらのデータからは、次のようなことが推測されます。

 

  1. 診療所~小規模クラスの病院、在宅医療の支援事業所では、女性医師の短時間労働が多い
  2. 中規模クラスの病院では、女性医師による短時間労働は短めになるが、男性医師の場合はむしろ増える
  3. 大規模病院等では、短時間労働で働く医師もそれなりに長時間勤務となり、男性医師よりも女性医師の方が勤務日数が多くなる

 

特に3つ目に関しては、1日の労働時間は男女ともに6時間程度ですが、日数が違うようです。男性医師が1か月あたり9.7日なのに対し、女性医師は11.9日であり、2日以上多く勤務していることになります。

 

つまり、週に3日程度、決まった曜日で時短勤務で働いている女性医師が、多いのではないでしょうか。

 

一方の男性医師の方は、勤務日数は少なくなりますが、例えば夜勤手当などが付加されることで、実際の時間級の額が、高くなる可能性もあります。

 

さらに、医療機関規模が大きくなるほど、時間給の額が安くなる点にも、注目すべき点かと思います。

 

勤務先+実労働時間を見極めて短時間労働すべき

 

短時間勤務で働く医師の実情は?

 

現在は、一般企業等での労働者でも、短時間労働者が増えているようです。正社員としての登用だけではなく、派遣として働く人、産後・育児中の時短勤務など、様々な働き方があります。

 

医師の勤務といえば、数十年前なら「気づいたら季節が変わっていた」こともよくあることだったかもしれませんが、ここ数年は様々な働き方が選べるようになってきたと思います。

 

「どのようなところで働くか」という点も重要ですが、「どれくらいの時間働くか」という点も考慮しながら、勤務先を選ぶことも、可能なのではないでしょうか。

 

 

参考資料

 

厚生労働省 平成27年賃金構造基本統計調査
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2015/index.html

 

同上 平成26年(2014年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/14/

 

同上 第61回労働政策審議会雇用均等分科会資料 パートタイム労働の現状
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/07/s0720-3d.html

 

この記事を書いた人


野村龍一(医師紹介会社研究所 所長)

某医療人材紹介会社にて、10年以上コンサルタントとして従事。これまで700名を超える医師の転職をエスコートしてきた。担当フィールドは医療現場から企業、医薬品開発、在宅ドクターなど多岐にわたる。現在は医療経営専門の大学院に通いながら、医師紹介支援会社に関する評論、経営コンサルタントとして活動中。40代・東京出身・目下の悩みは息子の進路。

医師キャリア研究のプロが先生のお悩み・質問にお答えします


短時間勤務で働く医師の実情は?


短時間勤務で働く医師の実情は?


短時間勤務で働く医師の実情は?


【お願い】この記事があなた様のお役に立ちましたら是非「いいね」「ツイート」をお願い致します。
 

【初心者向け登録推奨3社】 成績優秀コンサルを担当にブッキング

短時間勤務で働く医師の実情は? 短時間勤務で働く医師の実情は? 数ある医師転職支援会社への登録に迷ったら・・・まずはこの3社だけまとめて登録すれば成功確率がアップする、初心者にオススメ登録先紹介会社をパッケージングしました(2018年度最新データに基いて分析)。

 

医師紹介会社研究所所長・野村龍一 下記の推薦企業は、私が先方企業を直接訪問した上で各企業上層部に、「当会社研究所サイト経由で登録した医師」に対し、「通常登録の方よりも手厚いサポート」「社内でも特に優秀なコンサルタントを担当につけていただくこと」をお約束頂いています

エムスリーキャリアエージェント


エムスリーキャリアエージェントの特徴
登録無料、すぐ転職しなくても情報収集目的のみで『お試し登録可能』、匿名転職サポート可能、ヘッドハント有り、6000ヶ所以上の医療機関や大学との取引あり、医局の退職事例多数、コンサルタントレベル非常に高い、保有求人数2万件前後。高額求人をオーダーメード獲得する能力に長ける。
価格
登録無料 0
評価
評価5
対象
常勤・非常勤
条件交渉力
AAA
求人情報数
AAA
医療専門性
AAA
エムスリーキャリアエージェントの総評
医師会員21万人を誇るソニーグループ運営の医師ポータルサイト「m3.com」グループ会社。一般人材紹介企業と異なり、医師に特化した上でこの事業規模の大きさを誇るため、好条件の求人情報の収集力がずば抜けている印象がある。当然、所属医師コンサルやエージェントの数も多く、個別の医師に対して「相性のあったパートナー」が探しやすいと言える。年収2500万以上、週4日で年収2200万といった高額条件の案件を多数保有しつつ、個別医師のライフスタイルや家族都合などを考慮した勤務条件を引き出す力にも非常に長けており、自ら医療機関と交渉して好条件求人を創り出すことが可能な企業。

CME@医師転職


CME@医師転職の特徴
常勤、非常勤のオーダーメイド求人とアフターフォローに強み。近年非常に力をつけてきている有力医師転職サイトだが、社長及び幹部の医療人材紹介歴は10年以上と非常に老舗。他社で上手くいかなかった医師でも、医師の立場に寄り添って親身に相談してくれると非常に評価が高い企業。
価格
登録無料 0
評価
評価4.5
対象
常勤・非常勤・スポット
条件交渉力
AAA
求人情報数
AA
医療専門性
AAA
CME@医師転職の総評
2011年創業にも関わらず、一気に事業展開を加速させて業界を驚かせている新興企業の1社です。大手医師紹介会社のベテランコンサルタントが集結して立ち上がった企業であり、特徴としては常勤転職へのオーダーメイド求人クリエイト、転職後のアフターフォローの徹底等があげられます。新興企業ですが、担当となるスタッフはベテランが多いため、初めて転職をする医師でも安心して業務を委託できるのが心強いです。

Dr.転職なび/Dr.アルなび


Dr.転職なび/Dr.アルなびの特徴
登録無料、情報収集目的のみでお試し登録可能、業歴が非常に長い医師紹介業界では老舗企業(大手企業の多くも当社のスタイルを模倣した履歴があります)であり、優秀なコンサルタント人材を選んで転職サポート業務を依頼することができます。
価格
登録無料 0
評価
評価4
対象
常勤・非常勤・スポット
条件交渉力
AA
求人情報数
AA
医療専門性
AAA
Dr.転職なび/Dr.アルなびの総評
業界歴10年以上、全国10拠点展開の老舗企業メディカルステージでは、賞味期限の維持管理を徹底された保有求人数6000件以上を誇示する、常勤転職の「Dr.転職なび」に加えて、医師のニーズやご意向を中心に求人を組み立てて創りだすオーダーメイド型の求人サイト「AgentxMedicalStage」等を新たに展開。実際の業務量がわかる求人票の作成へのこだわりや、コンサルタント全員が医療経営士資格取得者として、能力担保を対外的に明示した転職サポーティング体制を打ち出している、高評価の医師転職支援会社です。

常勤転職 =初心者向け登録推奨TOP3社

常勤転職Top3

非常勤/スポット =初心者向け登録推奨TOP3社

非常勤スポットバイトTop3
おすすめ登録2018年

お勧めコンテンツ

当サイトの便利な利用方法