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【批判覚悟】いま医師が離職、休職、転職を考えたら迷わず実行するべき5つの理由

【批判覚悟】いま医師が離職、休職、転職を考えたら迷わず実行するべき5つの理由

■作成日 2020/12/27 ■更新日 2020/12/27

 

今このタイミングで泥舟から脱出を考えている医師は多く、非常に複雑な想いではありますが、そのお考えは正しいかもしれません。

 

日本でも再びコロナの勢いが猛烈に増す中、コロナ以外の通常医療に病床が回らず、北海道、大阪府、京都府、東京都の一部では急性期医療の崩壊目前、もしくは、実質的な医療崩壊に近い状況まで追い詰められています。

 

そんななか、医療従事者の多くが離職、転職を決意し始めています。しかも「仕事ができる人材から順番に、今の職場を見限って出ていく準備をしている」という状況。この記事をお読みになっている先生も、このパンデミックの中、1度ならず「転職」「退職」「休職」という言葉が頭をよぎったことがあるはずです。

 

そこで本日は、一向に収まる気配のないコロナ禍の中、いまこのタイミングで医師が退職、転職をするべきかどうかについてお話します。

 

本日は

 

  1. 勤務先と政府の本音
  2. 医師の使命感と家族を守ること
  3. 医師の離職大量発生
  4. 泥舟から脱出する順番
  5. 好条件求人は取り合いになる

 

この順番でお話いたします。

 

※この記事は動画でもご覧になれます


1.コロナ対応で勤務先と政府の本音が見えた

酷い労働環境と自らの健康被害をも顧みない仕事については、「医師の仕事とはそういうものだから」という使命感のみを支えに我慢をしている方ほとんどです。しかし、その心の支えすらもぽっきりと折れてしまった先生が沢山います。

 

なぜなら、勤務先からの冷たい本音を知ってしまったから。外来患者数の激減による収益悪化で、医療機関経営者はあの手この手で利益を挙げるため血眼です。しかし、それらの利益は全て医師、看護師らの医療関係者による人的犠牲の上に成り立っています。

 

例えば、感染対策の強化徹底を医師が申し入れても、来院数に響くため却下された、人件費削除のためスタッフ欠員補充に消極的、医師の業務負担軽減策に応じず無視をされた、業務量が増えても収入には反映されない、メンタル的に参ってる医師や看護師への配慮がないといった点などです。

 

要は、組織としてスタッフを守る意識が非常に低い職場であるということが、COVID-19をきっかけに露見したケースが多いのです。

 

それは職場だけでなく日本国政府についても同様で、2020年12月に菅政権は新型コロナ対応をする医療従事者への支援額倍増を発表しましたが、「他の医療機関へ派遣される医師・看護師に限定する」という条件付きでした。

 

要は、逃げることなくずっと同じ職場で働いてきた医療関係者への支援をするつもりはない、ということです。政府は、いま日本で一番報われなければならない人々を無視しようとしています。

 

その上、医療従事者への最大20万円の慰労金ですが、こちらも申請手続きが複雑怪奇で何度も書類申請の記入をやり直しさせられたという話が出ています。そもそも、命を張って働く方々への慰労金がたった20万円ってどういうことでしょうか。

 

職場からも政府からも現場の医療従事者に寄り添う姿勢がほぼ見えてきません。
そんな状況で「緊急事態だから我慢して今の職場で仕事を続けろ」と強要するのはおかしな話です。

2.医師の使命感、自分の命、家族の絆との葛藤

使命感のみで感染リスクが高い医療現場に残り続ける医師は多いものの、やはり、自分の命、そして万が一のときに残された家族のことを考えると、今のまま働き続けてよいかどうかの葛藤に苦しむ先生がほとんどです。

 

これは既婚の先生、子持ちの先生だけでなく、独身の先生であっても、年老いたご両親だったりご兄弟だったりのことを考えれば、やすやすと命を無駄にするわけにはいきません。

 

直接口には出さずとも、医療関係者の中には「家族を守るため」を理由に、すでに退職、休職をされた方が一定数いることは、もう感覚的にあなたもおわかりになっていることでしょうし、誰も彼ら彼女らを責めることはできないはずです。

 

私たちのところにも、家族のことを考えて断腸の思いで離職、転職を決意された先生からの相談が後を絶ちません。その度に、私たちは「正しい選択をされましたね」とお答えしていますし、その言葉に嘘偽りはありません。

 

もし先生が「こんな形で今の職場をやめたくなかった」と自責の念に悩むようならば、「では、まずこのパンデミックを離職という形で、先生ご自身がご家族とともに生き延びましょう。そしてコロナが収束したとき、もう一度今の職場にご恩返しをしませんか?必ずその機会は来るはずです。そのお手伝いは必ず私たちがさせていただきます」と断言させていただいています。

 

もし先生が今の状況に「もうだめかもしれない」「家族を犠牲にしてしまうかもしれない」とお感じになっているとしたら、まずは家族優先で行動を起こすことに、ためらわないでもらいたいです。

3.医師の離職大量発生 -早く動かないと「泥船」は沈む

【批判覚悟】いま医師が離職、休職、転職を考えたら迷わず実行するべき5つの理由

「もう看護師はしない」とツイートして病院を退職、二度と看護師にはもどらないと宣言された方が話題となりました。医療崩壊寸前の状況、コロナによる激務、悪化するばかりの待遇に嫌気をさしてのことです。

 

この方のツイートには同じ看護師や医療従事者と思われる方の共感リプライが多数集まっており、「医療現場の総意」とも言えるような形で注目されました。
医師のあなたも「自分だってもしできるなら…」と思っているのではないでしょうか。

 

【批判覚悟】いま医師が離職、休職、転職を考えたら迷わず実行するべき5つの理由
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【批判覚悟】いま医師が離職、休職、転職を考えたら迷わず実行するべき5つの理由

 

相対的に「我慢強い」と言われる日本人でもこの状況であり、海外の状況はまさに推して知るべしです。海外ではとっくに様々な医療機関において、医師の大量同時離職が現実のものとなっている状況。小さい診療所では医師の個人防護具のコストすら払えず、この段階で未だ丸腰に近い状態で治療をさせられているケースもあります。

 

「もう実質、医師と看護師の間にPTSDが蔓延している」と指摘する声もあります。そして防護具のコストすら払えない医療機関は次々と経営破綻…。これは決して外国だからということではなく、日本でも経営破綻に向かって着実にデスマーチをしている医療機関は多数あり、まさに「泥舟」と表現するしかありません。

 

もしご自身の勤務先について「もうここは泥舟になっているでは…」と感じるようならば、私たちは、個人個人の先生に「なる早」で対策を取ることをオススメしています。

 

今は医師のプライドや使命感のみにこだわっているときではありません。職場がなくなってしまえば元も子もありませんし、当然、ご家族にも多大な困難が降りかかることとなります。

 

残念ですが、下船の決断は泥舟が沈む前に下すべきです。


4.辞められる時に辞めないと、結局辞められなくなる

泥舟から降りるには列に並ばなければなりません。いち早く危険を察知して行動した医師から離職が可能になり、ズルズルと引き伸ばしてしまう先生は、結局辞めることすらままならなくなります。なんだか「医局の辞め方」に通じるものがありますね。

 

先に数名の同僚が辞めてしまえば、当然現場は人手不足になります。人手不足になれば欠員枠の補充をしますが、現状で仕事のできる医師人材が簡単に入職してくることは稀でしょう。そもそもここは泥舟です。

 

そうなると益々人材は寄り付かなくなり、今いるスタッフの負担は増えていきます。そして経営陣はこれ以上の離職者が出ないよう手を打ちます。
もしあなたがこの段階で退職届けを出しても、引き伸ばし工作が行われて、容易に受理してくれなくなるでしょう。その結果…泥舟と一緒に先生は海の底に沈むことになるのです。

 

辞められるときに辞める。
これは大事な鉄則です。

5.好条件の求人は間違いなく取り合いになる

パンデミックが終了しても、医療機関の経営状況がすぐにコロナ以前の状態に戻る可能性は低いでしょう。となると、条件の良い求人は医師同士の取り合いになります。医師転職マーケットが買い手市場から売り手市場へと転換するわけです。

 

そうなると、医師個人の能力差で就業先や転職成功率が大きく変わるだけでなく、更に加わる転職成功要素があります、それはスピードです。

 

他のライバルよりもいち早く良い求人にアプライして、さっさと入職してしまうというスピーディーな転職プランニング力が必要になってきます。

 

最近、スポットや定期非常勤の求人数、時給条件がダダ下がり、フリーランス医師が大変苦しんでいますが、常勤医師の人材市場でも状況は大きくかわりません。以前のように新病院の立ち上げや、コロナ以外の一般診療の増床による求人もほぼなくなり、新たに医師を雇う余裕がある職場は日々減少していくでしょう。

 

従って、動くと決めたなら誰より素早く動くべきでしょう。
スピードが大事なのです。

おまけ 「辞めない」という選択肢もある

ここまで泥舟職場からの離職を前提にお話をしてきましたが、当然、「辞めずに今の職場で頑張っていく」という選択肢もあります。

 

もしもあなたの職場が、今は苦しくとも必ず将来的にはスタッフに報いてくれるような思いやりのある職場だったり、周囲の同僚達や受け持ちの患者さんと分かれたくない気持ちが強かったりするなら、自分の本心に従うのも決して間違いではありません。

 

むしろ、できることなら誰もが辞めずに済むほうがいいに決まっています。
現実的にそのように事情が許さないので、医療従事者は誰もが苦しんでいるわけです。

 

ただその場合でも、万が一の離職に備えて今から求人数のリサーチや候補先病院の状況確認だけはしておくべきです。パンデミックはいつまで続くか誰にもわからないので、いざ離職、休職、転職の行動を起こさざるを得なくなった段階で焦るのではなく、できる手だけは今のうちから打つべきです。

 

準備だけはしっかりとしておいたが、実際は離職しないですんだ…となるならば、
こんなに幸せなことはないと思います。

 

それでは本日のまとめです。

 

本日はいま医師が離職、休職、転職を考えたら迷わず実行するべき5つの理由
についてお話しました。

 

スタッフを守らない職場に固執は無用
家族優先で考えるべき
プライドのために泥舟と運命を共にしない
辞め時を逃すと辞められなくなる
「最悪の状況」への準備をする

 

このような結論になっています。
今の勤務先でこのまま働き続けてよいかどうかお悩みの医師の先生は、是非今回の記事を参考にご自身の生き方の参考にしてみてください。

 

この記事を書いた人


野村龍一(医師紹介会社研究所 所長)

某医療人材紹介会社にて、10年以上コンサルタントとして従事。これまで700名を超える医師の転職をエスコートしてきた。担当フィールドは医療現場から企業、医薬品開発、在宅ドクターなど多岐にわたる。現在は医療経営専門の大学院に通いながら、医師紹介支援会社に関する評論、経営コンサルタントとして活動中。40代・東京出身・目下の悩みは息子の進路。

医師キャリア研究のプロが先生のお悩み・質問にお答えします


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