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テレビ朝日「報道ステーション」 H25年7月4日21:55~より

【TV】「報道ステーション(テレビ朝日)」ひざの軟骨再生医療 最前線

2013年7月4日放送のテレビ朝日「報道ステーション」では「ひざの軟骨再生医療 最前線」をテーマに放送していました。以下は番組内容の要約ですので、番組を見落とした方などはチェックしてみてください。

 

※画像はテレビ朝日「報道ステーション」ウェブサイトより http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

 


国内で2500万人が悩む「膝痛」

【TV】「報道ステーション(テレビ朝日)」ひざの軟骨再生医療 最前線

 

ひざの痛みで悩む2500万人の患者に光明が現れた。

 

まずは、自分のひざの軟骨組織から組織をとって培養することから始まる。東海大学医学部付属病院で医師の説明を受ける会社員の早川 仁さん(50歳)は、歩くだけで左ひざに痛みが走るなど、不自由な生活を送っていた。特に階段を降りるときがひどい痛みに襲われるという。早川さんは、

 

「ひざをまっすぐにしているのが痛いんですよ。寝ているときも、真っ直ぐに寝られない。」

 

と、その症状を語る。

 

早川さんの診断名は、『変形性膝関節症』だった。これはひざの動きを滑らかにしたり、衝撃を吸収する軟骨組織が年を取ったり、あるいは怪我などで軟骨組織がすり減って痛みがでる病気なのだ。

 

症状が進行すると、ひざが変形して日常生活に影響がでるという。潜在的患者数は推定2530万人以上となっており、約800万人が症状を訴える。高齢になるにつれて増加する傾向だったが、これまで有効な治療がなかった。今回早川さんが受ける治療法は、まだ一般的ではないながら画期的な治療だ。

 

「それは細胞シートを使った軟骨の再生医療です。」

 

と、東海大学医学部佐藤正人教授は説明する。

 

細胞シートを使ったひざの軟骨の再生治療は、東海大学医学部整形外科の佐藤正人教授を中心とする研究チームが開発した世界初の治療法だという。

 

治療は、まず体重のかからない正常な軟骨組織と関節の内側にある滑膜組織を取り出すことから始まる。それぞれから細胞を取り出し、一緒に培養するのである。そして次に、大量に採取した細胞をシート状にして軟骨細胞シートを作る。最後にそれを重ねて、軟骨の損傷部分に移植するのだ。すると、シートから特殊なたんぱく質がでて軟骨が再生する。

 

高垣智紀医師のもとで、早川さんの軟骨組織の採取の手術が始まる。ひざに小さな穴を開け、関節鏡という小型のカメラが入れられた。モニターにひざの内部が映し出され、先端からレーザーがでる器具を使い、骨と軟骨の状態が確認。続いて軟骨組織の採取だ。体重のかからない正常な部分から削りとっていく。

 

軟骨組織を1.5グラム採取された。同じようにして、滑膜組織も3グラム採取。組織の採取は30分ほどで終わり、大学の研究員に手渡されて細胞培養室へと移される。厳重に密閉された組織培養室で細胞が取り出され、組織培養が始まった。軟骨と滑膜を一緒に培養すると、短期間で均一な軟骨細胞シートになるという。


軟骨細胞シートの効果

3週間後、早川さんの左ひざから作った軟骨細胞シートが完成する。1枚の直径は2.4センチ、厚さ0.2ミリ。再び手術の日を迎えた早川さんに対し、佐藤教授により

 

「頑張りましょう」

 

と励ましの言葉がかけられ手術に入った。

 

変形性膝関節症を治療する軟骨細胞シート移植手術が始まった。まず『骨切り』という手術がされた脛を切って、人口の骨を入れる。これを変形して重心がおかしくなった骨の重心を戻し、プレートで固定する。その後、軟骨細胞シートを損傷した軟骨組織へと移植する。骨切りを行うことで、軟骨と骨への負担を減らして痛みの再発を防ぐのだという。

 

手術開始から1時間、細胞シートが手術室へ運ばれてくる。3枚1組に重ねて、2回に分けて移植する手術は、開始から1時間半で手術は無事終了した。

 

この細胞シートを使った膝の軟骨組織の再生治療は、20~60歳までの臨床研究の段階。安全の確認の段階であり、一般の治療は行われていない。これまで治療を終えた4人全員に効果があり、日常生活に復帰しているという。

 

現在、量産化の研究が進んでいる

手術から3か月後、早川さんのひざの状態はどうなっているのかX線検査が行なわれた。治療前は軟骨のすり減った部分が黒く映っていたが、治療後3か月ではそれが無くなり、白くなっていた。これは、軟骨が再生していることを意味する。

 

治療前は膝の強い痛みを堪えながら日常生活を送っていた早川さんは、治療後痛みも減り、歩くのが楽になったという。

 

「不安はあったけどやってみてよかった。」

 

そう話す早川さんも安堵の表情を見せ、

 

「早く研究成果を出していろんな人に治療できるようになってほしい。」

 

と、治療に満足していた。

 

さらに、佐藤教授は軟骨の可能性について話す。

 

「軟骨は他人のものを移植しても免疫拒絶をおこさない。」

 

というのだ。

 

「他人の細胞を使う治療が確立できれば、1回の手術でよくなります。」

 

と可能性を秘めていることを示唆する。

 

事前に他人の軟骨細胞シートを大量に作成しておけば、患者から軟骨をとる手術をしなくても、必要なときに軟骨細胞シートを使い治療をすることができる。そのためには長期保存の技術が必要ということで、佐藤教授は受精卵保存法を研究する明治大学の長嶋比呂志教授と共同でガラス化凍結法を開発した。これは、細胞シートに特殊な溶液をしみ込ませて液体窒素の蒸気で凍保存するものだ。長嶋教授は、

 

「ガラスの中に細胞が封じ込められたような状態になるので、非常に破れやすい細胞シートが凍結保存できるようになった。」

 

と話す。

 

一方で、量産化の研究も進んでいる。東京女子医科大学先端生命医科学研究所の岡野光夫所長は、T-FACTORYという細胞シートを一度に大量に作成できる世界初の全自動培養装置を開発した。これは、軟骨再生治療を未来へと広げていくものだ。岡野所長は、

 

「生産能力は200倍から300倍で他の人から取った細胞を大量培養しておいて、大量の患者を治せる可能性があるので軟骨はもっとも良い候補の組織だと思います。」

 

と話す。キャスターの古館伊知郎氏も、

 

「まだまだ臨床段階ということですが、ひざの痛みを抱える人にとっては朗報ですね。」

 

と、これからの再生治療に期待をしていた。

 

ひざの再生治療が進み、これまで対処療法が主体だったひざの治療に根本的な治療法が確立されれば、これまでひざの痛みで行動範囲が狭くなってきた患者の行動範囲が広がる。さらには、体と心の健康につながる一歩となるのだろう。

 

 

 

テレビ朝日「報道ステーション」2013年7月4日放送「ひざの軟骨再生医療 最前線」より引用および要約

 

この記事を書いた人


野村龍一(医師紹介会社研究所 所長)

某医療人材紹介会社にて、10年以上コンサルタントとして従事。これまで700名を超える医師の転職をエスコートしてきた。担当フィールドは医療現場から企業、医薬品開発、在宅ドクターなど多岐にわたる。現在は医療経営専門の大学院に通いながら、医師紹介支援会社に関する評論、経営コンサルタントとして活動中。40代・東京出身・目下の悩みは息子の進路。

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