【医療ニュースPickUp 2020年11月6日】東大医学部の実態は「残念」なのか?
精神科医の和田秀樹氏とジャーナリスト鳥集徹氏の対談形式による記事「受験エリートが軒並み“ダメ医師”に…OBが明かす「東大医学部」の残念すぎる実態」が文春オンラインに掲載された。
▼文春オンライン記事によると…
日本の大学・学部の中で最も受験偏差値が高いのが、東京大学医学部医学科に進学する「東京大学理科Ⅲ類」だ。受験競争で上位100番目以内に入る英才ばかりが集まるエリート集団で、卒業生は日本の医学界の頂点に君臨してきた。
だが、医学部教授になれる卒業者が減っており、研究でも京都大学や大阪大学に後れを取っていると指摘されている。その背景には、「英才たちをスポイルしてしまう、旧態依然とした東大医学部の実態がある」と、東大医学部OBで受験のカリスマとしても知られる精神科医・和田秀樹氏は指摘する。
・東大医学部から医師になると勉強をしなくなる
・受験制度そのものは医師人材の質を振り分ける良いシステム
・考えが古いのは東大の教授たち
・能力のある人材をダメにしているのが東大医学部
和田秀樹氏
和田 秀樹(わだ ひでき、1960年(昭和35年)6月7日 - )は、大阪府出身の受験アドバイザー、評論家(教育・医療、政治・経済)、精神科医(川崎幸病院精神科顧問)、臨床心理士、国際医療福祉大学大学院教授(医療福祉学研究科臨床心理学専攻)、映画監督[1]、小説家、管理栄養士。
複数の大学、大学院の非常勤講師(後述)や東進ハイスクール顧問も歴任。ヒデキ・ワダ・インスティテュート、緑鐵受験指導ゼミナール代表。
検察官の和田雅樹は実弟。
Twitterの反応
今、なぜ『東大医学部』という本を出したくなったかと言うと、教授たちの考え方があまりにも古いから。自分の権威だけ、自分の城だけ守っていればいいという…「東大医学部」の残念すぎる実態。
— ブックマン社編集部 (@bookman_chan) November 3, 2020
和田秀樹×鳥集徹 『東大医学部』対談 #1 #東大医学部 #和田秀樹 #文春オンライン https://t.co/RpgUyQsNOZ
受験エリートが軒並み“ダメ医師”に…OBが明かす「東大医学部」の残念すぎる実態 | 文春オンライン
— 世界銀行300人委員会 (@someone5963) November 5, 2020
腐敗が進行して、ますます酷くなる医療詐欺 https://t.co/hI5996jVJJ
アメリカの外科医が、部下の理3出身のお医者さんについて「学会の準備でパワポ作らせたら完璧だけど、手術はねー...」と言ってた。内科は勉強が好きって重要そうだし、外科は手先も大事そう。https://t.co/zeaDe6QgeF
— 山口真由オフィシャル (@mayuyamaguchi76) November 3, 2020
今の受験システムでは「研究で日本の将来を背負いたい」という人材はなかなか理三に来ない。
— 理三パパ@東大医学部卒×投資×子育て (@risan_papa) November 3, 2020
仮に入ってきても、医師免許取得後にいくらでも安泰な道がありそちらに流れてしまう。
このままではいけないはずだが病巣が根深すぎて解決の糸口が見えない。https://t.co/GHVaCszixZ
"東大医学部卒の医師が、名医や素晴らしい研究者となり、成功した人生を歩むとは限らない。
— 理三 (@__uts3) November 3, 2020
「頭がいいから医者にさせる」はもう古い?では、本物の「成功者」の道とは?"
和田秀樹先生の本ってのがあれだけど、読んでみよ🤔https://t.co/6ojNL8O6Q4
ネット上の他コメント
・医学試験のための勉強と研究のための医学は別物だと思うけどね。
・受験の話しかできないやつは時間が立つにつれて考え方や行動まで古臭くなってくるよね。
・ミスったら患者が死んで告訴される。一般的に高給取りっていっても、そこまで出ない職業なのに求められることばかりは年々肥大する可愛そうな人々。それが医師です。
・開業医と勤務医では求められる能力も違うからどうなんでしょうかねえ。
・これは何も東大医学部に限ったことじゃなくてだな…。