常勤、異業種、派遣…転職を成功させた看護師10人の成功体験談

看護師転職体験談1 =3年のブランクを経て、病院勤務から製薬メーカーでの事務業務に転職=

 

母の介護で看護師を辞職

 

看護師を長く務めていましたが、母親の介護をする状況になったため現場を離れる事になりました。看護師という職には子供を産んでもすぐに復帰する程のこだわりを持っていたのですが、介護については看護師としての仕事と両立が難しくなったんです。

 

少しして残念ながら母は亡くなり、しばらくは何もする気が起きませんでした。しかし時間が過ぎていく中でやはり看護師として働きたいという思いが募り、復帰へ迷い始めました。後押しになったのは、子供たちから受けた「仕事に復帰した方が良いよ」という言葉です。

 

ただ前のように看護師を常勤するのは、自分には難しいと感じていました。子供たちの応援があるとはいえ、今までずっと夜勤や当直をするような勤務をしていた事が後ろめたさもあったのです。母の介護で一度は職を離れたことから、そういった気持ちに気付きました。

 

製薬会社という看護師の新しい仕事

 

非常勤で看護師として働く事も考えましたが、看護師時代の同僚に製薬会社勤務という仕事もあるという話を聞いていたことを思い出しました。あまりイメージしきれていませんでしたが、聞いていた仕事は新しい薬を開発するのに投薬や服薬指導を行ったり、被験者のケアをしたりするというものです。

 

また企業への就職ということで福利厚生はもちろん、土日休日もしっかり取れるという環境も魅力的でした。大きくなったとはいえ子供との時間を大切に考えていましたので、自分の求めるワークスタイルに合っている気がしたんです。

 

さらに看護師としてはブランクがある事から、医療現場で働く事に大きな不安がありました。薬は看護師時代にも間接的ながら触れていましたので、現場がいで医療に携われるということで強く興味を持ちました。

 

難しいと言われていたにも関わらず、見つかったデータマネジメント

 

製薬業界にはあまり詳しくありませんでしたので、再就職にあたっては人材エージェントに登録しました。すると担当の人からの言葉に、いきなり落ち込むことになります。

 

「ご紹介できるのがデータマネジメントというお仕事になりますが、今人気のある仕事ですので難しいかもしれません。」

 

そういわれた私は、なんとか道がないかと聞き続けました。年齢的にも厳しい部分が大きいとは言われましたが、それでも一度チャレンジしたいという事を伝え一旦は帰宅。すると1週間程で、人材エージェントから電話がかかってきました。

 

「看護師の経験が豊富な方にお願いしたいという企業がありましたので、どうですか?」。給与面や勤務地も希望に合致していたので、すぐに面接に行かせてもらって即内定。担当者も驚くほどのスピードで採用が決まりました。

 

データマネジメントの仕事は実際には投薬や服薬はなく、基本手的にはデスクワークです。私が聞いていた仕事は、どうやら医療機関で働く治験コーディネーターという職種のようでした。しかし何事もチャレンジと思い、あまりパソコンは得意ではなかったのですが採用を受ける事にしたんです。

 

正直慣れない職場で、最初は大変でした。デスクワークは疲れるなと感じたこともあります。しかしデータマネジメントの扱う治験結果のデータは興味深く、また看護師としての知識も思った以上に活かせるため、今は楽しんで仕事ができています。


看護師転職体験談2 =クリニックから大学病院への転職で、年収が大幅にアップ=

給与が安すぎる現実に耐えられず

 

私は看護学校を卒業して、数年間クリニックで働いていました。働いていたクリニックは外来のみでしたので、難しい手術が必要という患者さんは大学病院へ紹介をしていました。ですから勤務時間も診療時間とほとんど変わりませんし、日曜日と隔週土曜日はお休みで看護師としては楽な職場だったと思います。

 

そんな楽な職場なので仕方がないとも言えますが、どうしても譲れない不満がありました。それは、看護師ならどんな人でも思うはずのお給料のことです。働いていたクリニックは、とにかく給料が安いのです。

 

仕事が簡単で残業もほとんどなく、夜勤もありませんから、仕方のないと言われればそうかもしれません。しかし一般事務をしていた友人より低いということが分かった時には、もうやる気も起きませんでした。

 

ボーナスもありましたが、少ない月収ですから同じく満足するような金額ではありません。そんな中で、前から興味があった大学病院への転職を考えるようになったんです。

 

キャリアアップも目指したかった

 

看護師としてのキャリアアップを考えてみても、大学病院での勤務が一番よいと思いました。クリニックの勤務は時間通りで休みも規則的ですが、それだけ業務幅も少なくキャリアアップには程遠い環境です。自分のこれからを見つめなおしてみると、やはり看護師として専門性を高めたり、あるいは役職を得て自分の仕事の幅を広げることは大事だと思い始めていました。

 

子育てをしている人には働きやすい環境かもしれませんが、学校を卒業してすぐにクリニックで働いていると、環境も変わらずキャリアアップすることができません。それに対し大学病院は専門的な分野を研究していたり、より高度な知識と技術を学べる環境が整っていたりすることはよく知っていました。

 

もちろんそれだけ今のクリニックと比べると仕事は大変になりますが、給料も確実にアップするのであればモチベーションも保てると思い転職を決めました。

 

ハローワークで仕事は見つからない

 

最初は、ハローワークで仕事を探していました。しかしハローワークが開いている日のほとんどは仕事がありますので、なかなか利用することができず時間だけが過ぎる日々。仕事を休んでハローワークに行くこともありましたが、ある日相談した友達に看護師専用の転職サイトを教えてもらってからは、仕事の合間に携帯で仕事情報をチェックするようになりました。

 

そうしているうちに、自宅からも近く働いてみたいと思っていた大学病院の求人情報を見つけたんです。病棟勤務の看護師でしたので夜勤はありますが、手当や賞与を考えると年収は今より断然上がります。これならと思い意を決して応募してみると、まだ学校卒業から転職歴もないこともあって気に入ってもらい、採用してもらうことができました。

 

勤務体系が変わって戸惑うこともありますが、とても刺激的な環境に満足しています。キャリアアップにも意欲があれば応えてくれる制度があり、看護師として実績を積むには最高の職場だと感じています。

看護師転職体験談3 =医療現場から、臨床開発での治験コーディネーター(CRC)に転身=

先輩が選んだ「治験」という仕事

 

以前私は、救急がメインの病棟勤務で看護師をしていました。交代制で、夜勤もこなす仕事です。しかし数年前に、医療現場ではない場所で看護師資格と経験を活かせないかと思い、転職を志しました。現在は同じ医療機関という場所ながら、看護業務ではなく治験コーディネーター(CRC)として働いています。

 

治験コーディネーターは、薬の開発をする治験に関わる仕事です。まったく異業種のように感じるかもしれませんが、治験コーディネーターは看護師出身の人が大半を占めるそうです。
もともと看護師の道を選んだ理由のは、教師だった母の影響でした。「手に職をつけなさい」とずっと言われていましたことで自然と看護師資格を目指し、資格を取得してからはとにかく一生懸命仕事に取り組んでいました。

 

看護師の仕事は大変ですが、ドクターや患者さんとの信頼関係を築くこともできてやりがいのある仕事でした。そんな中で転職を考えたキッカケは、同じ病院で働く先輩の転職。優秀な方だったので他の病院からの引抜きか何かかと思っていたら、違っていました。詳しく話を聞いてみると、その先輩が転職先として選んだのが治験の仕事だったのです。

 

調べるうちに興味が増大

 

私はその時、初めて治験の仕事というものを知りました。看護師=医療機関のイメージがやはり大きく、同じ資格を別業界で活かせるという点に興味を持ってインターネットで調べました。調べるほどに「面白そう」「やってみたい」という思いが募り、製薬業界への転職を決めました。

 

とはいえ異業界の転職はなかなか難しく、私には求人を見つけることすらもままなりませんでした。そこで人材紹介会社に登録。最終的にコンサルタントの方に背中を押してもらい、治験コーディネーターへの挑戦を決めました。コンサルタントの方の「製薬業界の中でも医療現場での仕事にもっとも近く、スムーズに仕事に取り組めるのではないか」というアドバイスがポイントとなりました。

 

治験コーディネーターの仕事に満足

 

治験コーディネーターの仕事はデスクワークが多くなりますが、基本的には看護業務と同じ立ち仕事です。医療機関で働くものの私はSMOという治験コーディネーターを派遣する会社に就職しましたので、複数の治験を担当する際にはいくつかの医療機関を行ったり来たりしながら仕事に携わります。大変ではありますが、私としては非常にこの点を面白く感じています。

 

良く「夜勤もないだろうから、病棟勤務より楽だろう」と言われます。しかしたとえば担当する医療機関がクリニックの場合は、土曜日も診療していることがあります。また遅くまで診療を行っている場合には、どうしても終業時間が遅くなります。体力的には、病棟勤務に負けずといった感じですね。

 

しかし新薬というこれから世に出る薬に携わるという点は、とても魅力のある仕事です。転職から数年が経って仕事もやっと慣れてきたところですが、今はこの世界を極めてみようと思っています。

看護師転職体験談4 =医療現場から介護現場へ、忙しいけどやり甲斐を実感=

のんびりとクリニック勤務

 

看護師として総合病院で働いていましたが、出産を機にクリニックに転職しました。子供がいれば夜勤には入る事ができず、できれば残業もしないでいたかったからです。クリニックでの勤務はとにかく時が流れるのがゆっくりで、たまに暇に感じるくらい。やりがいというよりは、生活の為に働いているという状態でした。

 

しかし子供も学校に入って落ち着いてきた頃、また看護師としてやりがいのある病院に転職しようと思い始めました。そんなとき、突然母が倒れてしまい介護が必要になりました。

 

母の介護から介護職に興味を持ち

 

看護師の仕事を辞める訳にはいかなかったので、クリニックで働きながら母の介護もしていきました。仕事と介護を両立できたのは、クリニックが融通を効かせてくれるからこそだったと思います。

 

そうして母の介護をしていくうちに、介護の仕事に興味が湧くようになりました。その後1年ほどして母は亡くなったのですが、私の心には「母にしてあげられなかった事が、たくさんあったな」という後悔の気持ち。それから、他のお年寄りの方のお世話もしてあげたいという気持ちに変わっていったのです。

 

今は病院だけでなく、老人ホームなどの介護現場でも看護師が不足しているという話はよく聞いていました。その中でも養護老人ホームは勤務時間も固定されている事から、子育て中の自分も働けるのではと考えました。

 

すぐに決まった介護職

 

転職を決めた私は、さっそく看護師の求人サイトに登録して介護現場での仕事を探してみました。想像以上にたくさんの仕事がヒットし、自分の家から近い職場も何件か発見。これだけで、希望が湧いてきます。

 

介護の仕事は、病院やクリニックに比べると給料がかなり減ります。ある程度の覚悟はしていましたが、正直最初はちょっと悩んでしまいました。しかしそれでもやりがいを考えれば受入れられる条件の職場を見つけ、求人サイトを経由して応募。サイトを運営していた人材紹介会社に登録するとすぐに話が進み、1回の面接を経て内定を頂くことができました。自宅から程近い、養護老人ホームでの仕事です。

 

実際に働いてみると、今までやっていた看護師の仕事よりもハードで気を遣います。同じ1日を働いているにしても、疲れ方が違いました。しかしお年寄りの生活に寄り添って仕事ができる事が大きなやりがいとなり、嬉しくて仕方ありません。

 

仕事内容は、老人の介助や食事の世話まで多岐にわたります。慣れるまでは少し時間が掛かりましたが、毎日笑顔で挨拶してくれる皆さんと会うと、それが励みになって「頑張ろう」と思えるんです。働いてまだ2年ですが、介護現場は私に合っている職場なのだと思います。これからも、ずっと続けていきたいと思える仕事に巡り会えました。

看護師転職体験談5 =過去に5回の転職。3社の人材エージェントかわ言われた「無理」の一言=

5回の転職からさらに転職を

 

過去10年に、私は5回の転職をしています。そのうち2回は出産退職で別の病院へ転職しているのですが、あとの3回は人間関係が合わなかったことが原因での退職でした。

 

看護師という職場だから特別に人間関係がこじれやすいわけではないと思います。しかしどうしても女性同士で働いているので、色々な事が起こるんです。例えば陰口を頻繁に聞いてしまうと、辞めたくなってしまいます。

 

転職の多さは自覚しており、ときどき「自分はダメなのでは」と思う事さえあります。看護師という職業が好きですが、看護師という職は自分には合わないのではと感じるんです。そんな中でやはり人間関係から、6回目の転職をしようと決めました。

 

人間関係で悩む事が多いので、やはり次は人間関係を重視して職場を探したいと思っていました。過去の転職のほとんどは自力で探してきたのでしたが、一度は人材エージェントで見つけてもらったものもあります。そこで今回は、以前登録させてもらった人材エージェントにもう一度仕事の紹介を頼むことにしたんです。

 

さっそく連絡してみると、開口一番に言われたのは「6回目となれば、仕事の紹介は難しい。」という厳しい言葉。ショックではありましたが、転職の回数や勤務期間の短さを考えると、認めざるを得ない現実でした。

 

人材エージェントからの「無理」という言葉

 

人材エージェントからの厳しい言葉を受け、一度は看護師以外の仕事にも目を向けようかと考えました。しかしせっかくの看護師資格がもったいないと思い、また今から新しい仕事へのチャレンジは大きな不安もあったので、他の人材エージェント2社に登録してみました。

 

給与などの条件を下げて登録してみましたが、コンサルタントとの面談で言われるのはやはり「この条件では難しい」「無理」との回答。何故転職が難しいのかは自分自身が一番よく分かっていましたが、それでも理由を教えて欲しいと訴えたものの、回答をしてくれる事はありませんでした。無理なものは無理…というわけです。

 

転職のしすぎは信用されない

 

やはり5回という転職は大きな問題であり、やる気のなさを感じてしまうのかもしれません。採用する側も、ちょっとした事で辞められては困ると思われてしまうのでしょう。

 

自分の中でも社会的に看護師不足である事から、すぐに転職先が見つかると甘く見ていた部分がありました。実際に、5回の転職ではいずれもスムーズに仕事が見つかりました。しかし転職回数というものは、職種を問わず相手からの信用問題なのだという事を痛感しました。

 

結局、今は看護師とは違う仕事をしています。一応資格を活かした医療に関するコールセンターの仕事をしていますが、やはり看護師の仕事を懐かしく思う事もあります。もし機会があれば、また看護師の仕事に就けるようになればと思います。そのためには、まず今の仕事をしっかり長く働き、自分の中でもちょっとしたことから退職を考えないよう甘えを消したいと思います。

看護師転職体験談6 =企業の面接は、医療機関とは一味違った=

看護師としての仕事への不安

 

看護学校を卒業後、病院に勤務して3年くらい経った頃です。病棟勤務に疲れてしまい、看護師としてやっていける自信がなくなってしまいました。勤務体制や仕事そのもののハードさに、疲れてしまったんです。特に重症患者さんが多かったので、回復せずに亡くなってしまう患者さんもたくさん見てきました。これは、私にとって大きな精神的負担になっていたようです。

 

そこで、私は転職をする事にしました。転職先として選んだのは、夜勤のないクリニック。体力的にも余裕があり、さらに重症患者さんもほとんど来ない環境です。実際に入職してみると、ゆったりとした気持ちで仕事をする事ができました。

 

しかし2年が経った時に受けた講習会が、私の心をゆさぶります。その講習会で、医療機器メーカーの仕事で看護師の資格を活かしながら働いている方のお話を聞いたんです。看護しである私にとって、同じ医療という関連業界でも医療機器メーカーなどの企業は全く別世界だと思っていました。企業就職に少し憧れがあったのですが、最初から無理と決めて諦めていたんです。しかしこの講演会に出て、いても立ってもいられず転職をしようと決意しました。

 

企業に勤めたい

 

転職するにあたって、人材エージェントへまずは登録しました。働きながらの転職だったので、自分1人では難しいと思ったんです。また、企業という未知の世界へ進む事に、不安があったというのも理由としてありました。

 

担当のコンサルタントに企業へ勤めたいという事を伝えると、快く相談に乗ってくださいました。ちょうど良いタイミングで、紹介したい求人があるというのです。また、看護師の求人は全体的に増えているようでした。こんなに早く仕事を紹介してもらえるとは思ってもいなかったので、素直に嬉しかったです。

 

給与面や勤務地など自分の条件を伝えると、求人条件ともほぼ一致。通勤は少し乗換えが多かったのですが、大手企業という安心感もあって面接を受けたいと伝えました。書類選考はすぐに通り、いざ面接の日程調整。しかしそこで私は、1つ不安を抱きます。それが、「企業面接を知らない」という不安でした。

 

面接の仕方の違い

 

最初に努めた病院や1度目の転職の時は、面接と言っても顔合わせ程度のものでした。病院によってはきちんと面接をして採用を決める所もあるかもしれませんが、私の勤務先はどちらも、最初から採用が決まっている上での面接といった感じだったんです。面接内容も、軽く笑いが出るほどに余裕のある雰囲気。しかし以前に企業に勤める知人から、「面接に落ちまくっている」なんていう話を聞いていました。

 

そのことを思い出して不安が湧いてきた私は、コンサルタントに面接での対応について相談してみました。

 

履歴書と職務経歴書の持参や、スーツもしくはピシッとしたジャケットの着用が必須である事。またアクセサリーは外し、メイクもナチュラルが望ましいなどということまでアドバイスして下さり、有り難いとともに本当に聞いておいて良かったと思いました。さらにコンサルタントに面接官の役になってもらい、面接の練習までさせてもらいました。

 

面接で一番ポイントになるのが、志望動機。病院勤務から企業就業を志した理由や、企業の中でも医療機器メーカーを選んだ理由も大切です。またその企業で自分の経験がどう活かせるのかも明確にするようにとアドバイスを受けました。私は一度転職をしているので、もしかしたらその転職理由を聞かれるかもしれません。アドバイスを受けながら3回も面接練習を行い、医療機関の面接との違いを痛いほど思い知りました。

 

実際に企業へ面接に行っても、やはり病院の面接とは全く違います。面接回数も、全部で3回もありました。事前にアドバイスをもらってはいたものの、やはり予想していなかった質問も飛び交います。最終面接までなんとか進んだものの、あまりの緊張に上手く答えることが出来ず諦めて帰りました。結果は、やはり不採用。コンサルタントが言うには、「経験やスキルは申し分ないものの、入社してどうなりたいのかが見えなかった」というのが理由だったようです。

 

やはり企業面接は、一筋縄ではいきません。しかし諦めずに他にも紹介を受けた企業へ面接を進め、不採用で指摘された部分を徹底的に練習して、3社目でなんとか採用をしてもらうことができました。まだ入社して半年ですが、慣れないながらもなんとか仕事をこなせるようになっています。不採用を受けたときはショックでしたが、コンサルタントからのアドバイスがなければ、きっとまだ採用を頂けてすらいなかったと感じています。

看護師転職体験7 談=結婚を機に、夜勤なしのクリニックでワークライフバランスを実現=

家庭との両立を考えて転職を決断

 

私は10年間にわたって総合病院に勤めていましたが、昨年にクリニックへ転職しました。転職理由としては2つ。通勤時間がかかることと、結婚するため3交代での勤務に問題が生じたことです。

 

総合病院での仕事に対して不満はなく、もともと看護の仕事は好きで楽しく感じていたので、そのまま仕事を続けたいという気持ちもありました。しかし夜勤のある3交代勤務では、やはり家庭との両立が難しかったんです。そのため結婚という機会に、日中の勤務だけで可能なクリニックへの転職を決めました。

総合病院とは全くことなるクリニック勤務

 

実際にクリニックに転職して、勤務体系はそれまでの総合病院とまったく変わりました。

 

まず大きな変化は、総合病院で必要とされてきた専門的な技術や知識があまり必要とされなくなった点です。たとえば入院患者さんの場合、身の回りの介助となる清拭・排尿介助・寝衣交換なども、総合病院では必要なことが多くありました。しかしクリニックでは、ほとんど必要となることはありません。

 

反対に必要な技術としては、採血・点滴・吸入が増えています。他には診療がスムーズに流れるために、外来患者さんのコントロールを常に考えることが必要です。

 

総合病院の病棟では患者さん一人ひとりと接する時間もかなりありましたので、いろいろと話を聞いたり、側で見守りながら指導をしたりということもありました。しかしクリニックの外来では、とにかくいらっしゃる患者さんに次々対応するため、患者さんと接するのはごく限られた時間になってしまいます。

 

短い限られた時間で、必要とされている情報を提供しなければならない。そのためには患者指導がとても大切で、あらゆる疾患への知識が必要となります。患者さんが理解されていないことが何なのかを判断し、わかりやすく説明を付け加えています。最初は大変でしたが、今は慣れてきました。

 

総合病院では3交代勤務で夜勤もありますし、病棟では患者さんが入れ替われば病棟の雰囲気、忙しさも変わります。病棟移動があることで仕事に変化がありますが、クリニックはその中に変化がありません。ときどき物足りなさを感じるのは、正直な気持ちではあります。

 

時間が自由になったことで楽しさが生まれた

 

しかし私は、クリニックの仕事をこれからも続けたいとおもっています。その大きな要因が、時間です。

 

勤務は基本的に決められた時間なので、夜勤もなく家庭との両立はとても楽になりました。日中だけの勤務となることで、毎日の生活パターンができます。これは、今までの3交代勤務では考えられなかったことです。

 

土日はお休みですので遊びに出かけるなど、プライベートとして楽しめる時間が増えました。「ワークライフバランス」という言葉が最近はよく聞かれますが、総合病院に勤めていたときには関係のないものだと思っていました。しかしクリニックに転職して、ワークライフバランスの取れた充実した生活というのは、こんなゆとりから生まれるんだなと感じています。

看護師転職体験談8 =初めてのデスクワークも、紹介予定派遣があったから安心して転職できた=

燃え尽き症候群から仕事場へいけず

 

病院に勤務する看護師の中でも、自分としてはハードな勤務をこなしていた方だと思います。看護師という仕事はとても好きで、毎日頑張って働きました。またやりがいも感じていましたし、人間関係も良好。どこも不満などなかったと思います。しかしいつの間にか気がつくと、「燃え尽き症候群」になっていたようなんです。

 

ある日突然、やる気のない状態。うつ病なのではないかと言われる事もありました。ミスも出てきて、仕事の上でよくない状態。さすがにおかしいと思って病院に行くと、「看護師の中によくある、燃え尽き症候群かもしれないね。」と言われました。

 

医師から休職するように勧められ、病院に伝えると、気を使ってくれてすぐに休職する事になりました。求職していた期間は、自分の何がいけなかったのかを毎日自分に問いただす毎日。休職期間は1ヶ月でしたが、それでも回復せず求職を3ヶ月に延期。それで少しは良くなりましたが、職場復帰できるような状態ではありませんでした。

 

働いていた病院側としても、これ以上の休職は認められず辞める事に。それからしばらく休養もしていましたが、元気になってきたので仕事をしたいと思うようになりました。とはいえ医療機関で再び働くことは難しいのですが、どうしても看護師の資格を活かした仕事に転職したかったんです。

 

転職サイトでデスクワークを発見

 

ある日インターネットで、転職サイトに看護師専門のものがある事を見つけました。私は看護師として医療機関以外で働く道をほとんど知りませんでしたので、この人材エージェントを利用したいと色々探してみました。

 

しばらく幾つかの転職サイトを検索していると、看護師の資格を活かしたデスクワークがある事を発見しました。それが、コールセンターの仕事です。対面で直接患者さんと触れる機会こそありませんが、健康の相談や緊急時の相談などを受ける仕事です。一般企業で働ける事から福利厚生もしっかりしていますし、土日も休みというものでした。

 

私はさっそく転職サイトに登録して、その企業を紹介してもらう事にしました。

 

始めてのデスクワークへ不安

 

求人の条件は、病院での臨床経験3年以上。この条件はクリアしていますが、デスクワークである事からパソコンの基本操作が必要になります。多少はできるのですが、病院勤務ではそこまで利用頻度も高くなかったので、やはり自信がありません。そこでコンサルタントの人に相談すると、「紹介予定派遣から始めて、まずは自分に合っているか見定めてみては」と言われました。

 

紹介予定派遣なら、最長6ヶ月は派遣として就業することになるので、いきなり正社員になって仕事に合わないというミスマッチが防げます。そう聞いた私は、迷わず紹介予定派遣での就業を希望しました。

 

コールセンターの仕事はニーズも多いようで、すぐに就業先が決定。しかし入社してみると、やはり分からないことばかりで最初は戸惑いました。日常的にパソコンに触れ、またお客さまと電話でコミュニケーションを取るということは、思った以上に難しいものだったんです。特にコミュニケーションは自信があったのですが、電話と対面ではやはり違うのだと実感しました。

 

しかし先輩社員の方々が非常に丁寧に教えてくれるので、2ヶ月もすると1人で何事もなく仕事が進められるようになりました。その間、仕事を紹介してくれたコンサルタントも心配してくれて、頻繁に連絡をくれたのも嬉しかったです。

 

3ヶ月を終え、私はそのまま就職を希望しました。企業からも採用を頂き、これからこの職場で働いて行けそうです。

看護師転職体験談9 =人材エージェントに恵まれず、半年も転職できなかった=

看護師には仕事があるとタカをくくっていた

 

看護師は今人不足で、求人が多く出ています。そういった状況をインターネットで見ながら、自分もすぐに転職できるものだと思っていました。実際には、そう上手くいかないものです。
転職を考えたのは、人間関係が原因でした。婦長が傲慢で人を全く認めないというまるでドラマにも出てきそうな人で、自分の中で耐えられなくなってきてしまったんです。どこかでストレス発散できればよかったのでしょうが、仕事に追われている毎日。どうしても耐えられなくて、転職をする事にしました。

 

辞めてから転職活動を始めても、「看護師不足なんだから、仕事はたくさんある」と簡単に見ていました。早くその婦長から開放されたかったのが一番だったので、退職は即決です。今思えば、早まったな・・・と思っています。

 

人材エージェント2社登録

 

仕事はすぐに辞める事ができ、開放感を得ながら転職活動を始めました。仕事はインターネットで調べ、2社の人材エージェントに登録。両方ともすぐに担当の人から連絡をもらい、いくつかの紹介をしてもらいました。しかし場所や給与など条件に合うものがなく、全く決まりませんでした。私が選り好みしていたのも、原因です。

 

いくつも紹介を断っていると、その後連絡がパタッとなくなりました。仕事を紹介してもらえなければ、転職ができません。そこで自分からインターネットに掲載されている求人を紹介してほしいとメールをしても、全く取り合ってくれないのです。

 

「そこは経験の高い人を求めている」
「あなたのキャリアでは難しい」

 

など、返ってくるのは冷たい言葉ばかり。どうすれば良いのか聞いても、探してみますといって電話を切られるだけです。そんな関係が、半年も続きました。

 

人材エージェントのサイトでも、すぐに転職できるかのような言葉が陳列されています。だからこそ登録しましたし、コンサルタントとの面談でも「あなたなら、きっと良い仕事が見つかりますよ」と言ってもらっていました。それなのに、この状態はなんなのだろう。不満は募るばかりです。

 

そこで、最近転職した友達に相談してみました。友達の話によると、その会社は求人が多くても担当者によって転職できるかどうかは可能性が大きく変わるとのことでした。担当者か人材エージェントを変えることを勧められ、私もそうしようと思いました。しかしなぜそんなに冷たく対応されたのか、今でも疑問です。

 

新しく1社登録に本当に救われた

 

友達が利用した人材エージェントを教えてもらい、私は前のエージェントに見切りを付けてこちらに登録。インターネットで調べてもあまり情報が出てこない企業だったのですが、そこは友達を信頼しました。

 

すると驚くことに、登録面談で30分ほど条件などをコンサルタントに話すと、すぐに条件の合う病院の求人を持ってきてくれたんです。しかもその中には、以前のエージェントで紹介できないと言われた病院まであります。そのことを話すと、「大丈夫ですよ。まずはトライしてみましょう」という心強い言葉。実はその病院がずっと気になっていたので、コンサルタントの後押しを受けて応募することにしました。

 

面接で伝えるべきポイントなどもアドバイスしてもらい、緊張しながらも選考を進めていきました。半年も仕事がない状態ということで、コンサルタントから「もう1つ病院を併願しておきましょう」と言われ、2つの病院を同時に受けていました。

 

その後、順調に内定をもらい、最初に受けた病院になんと内定。私の経歴もむしろ高くかって下さり、「是非に」という形で転職が決りました。今では充実して、楽しく勤務させていただいています。

 

同じ病院の求人だったのに、紹介してくれるところとしてくれないところがある。またアドバイスの内容や頻度も、比べものになりませんでした。人材エージェント選びは、本当に大切だと思います。私はしばらく転職の予定などありませんが、何かのきっかけでまた転職することがあれば、もっと最初からコンサルタントの対応など見極めておきたいですね。

看護師転職体験談10 =臨床開発モニター(CRO)に転職して、年収が倍近くに!=

看護師の経験と知識を活かして

 

私が勤務していた病院での看護師業務は、やりがいがあって好きな仕事です。患者さんを助けたいと思って看護師になりましたが、その通りの仕事ができていたと思います。しかし実は以前から、病院などでの勤務以外に興味を持っていた職種がありました。それが、臨床開発モニター(CRO)です。

 

看護学生の頃に、臨床開発モニターの仕事をしている人と話す機会がありました。「仕事は大変だよ」と良いながらもイキイキとしていて、その姿に憧れをもった記憶があります。臨床経験なしで臨床開発モニターになる事は難しく、看護学校を卒業してからすぐは病院に勤務。そのうち臨床開発モニターの仕事は頭の中から消えかかっていたのですが、親から言われた「看護師になって、もう3年経ったんだね」という言葉に再び記憶が蘇りました。臨床開発モニターとして仕事に就くには、最低でも3年以上の臨床経験を積んだ方が良いと言われていたんです。

 

人気の臨床開発モニターと言われて

 

病院での仕事も楽しかったのですが、やはり夢は捨てきれません。思い切って、転職することにしました。そこでまずは、人材エージェントに登録。病院で勤務しながら、転職活動を進めることにしたんです。

 

登録面談のとき「希望の職種はありますか?」と聞かれたので、迷わず臨床開発モニターになりたいと伝えました。求人そのものは多くあるようでしたが、改めてこう言われます。

 

「看護師の資格・経験を活かせば、ご紹介できる臨床開発モニターのお仕事はあります。ただ出張や残業もありますし、楽な仕事ではないですよ。」

 

それでも、もちろん私は譲りません。すると担当者は、すぐにいくつかの求人情報を見せてくれました。私は正直まだ若いということに不安があったのですが、いずれの求人も臨床経験が3年以上あれば紹介可能とのこと。しかし問題は、給与面です。基本給を見てみると、看護学校を卒業してすぐの頃より低い金額でした。

 

いくら初めての仕事とはいえ、さすがに妥協できるレベルではありません。そのため給与がネックであることを正直に伝え、紹介をお断りしました。すると担当者は慌てて、こう言ってきたのです。

 

「基本給は低いですが、ここに賞与や残業手当、出張手当などが加算されます。」

 

さらに私の年齢に近い方のモデル給与を見せてくれました。その金額を見て、ビックリします。なんと、看護師として3年経験した今の職場での給与より、2倍近い金額だったんです。

 

給与は大きなモチベーション

 

内定の際には予定年収も教えてもらえるということで、まずは紹介されたうちの1社を受けてみることにしました。書類選考と2回の面接を経て、ほどなく内定の連絡を頂きます。同時に、メールで予定年収が記載された採用通知を頂きました。

 

内容を見ると、金額は今の職場と同じくらい。「なんだ」と残念に思いましたが、すぐに担当者から電話で補足の説明が入りました。その電話によると、記載されている金額は固定的なもののみで、残業や出張など頻度・時間によって異なる手当はさらに加算されるということです。

 

3日ほど悩みましたが、面接官の方がとても雰囲気が良かったことと、私のように医療機関から転職した臨床開発モニターが多いということで、内定を受けることにしました。就業後は研修などが中心で、残業や出張もほとんどなく年収は事前に通知を受けたのとあまり変わらない金額でした。しかし2年目からは1人で仕事を任されることになり、気付けば年収が以前の倍にも跳ね上がったんです。

 

もちろん給与だけが大事というわけではないですが、残業や出張の多い仕事ですので、それに対する対価を受けられることは大きなモチベーションになっています。まだまだ未熟で自由な時間を作り出せず仕事に追われる日々ですが、大きなやりがいもあり続けて行けそうです。

 

常勤、異業種、派遣…転職を成功させた看護師10人の成功体験談関連ページ

看護師が転職する理由と転職に適した時期
転職には、相当のエネルギーが必要です。看護師も他の職種と同様に転職にはかなりのエネルギーを使います。日勤夜勤など多忙な勤務の合間を縫うようにして、転職サイトに登録したり、看護協会の求人をチェックしたり、一般向けの求人誌や新聞広告から自分の希望するような職場を目を皿のようにして探します。転職サイトに登録して職探しをする場合もあるでしょう。それでも希望するような職場に行き会えることはなかなかありません。
転職条件のよい看護師求人情報の集め方
転職の意思が固まったら、まずは情報収集をすぐにはじめがちですが、ちょっと待ってください。求人情報の内容であなたがより重要だと考えているもの、優先度を考えて紙に書き出してみましょう。
看護師紹介会社(転職エージェント)を通じた転職メリット
看護師の求人市場はどのようになっているのでしょうか。まずは離職率、求職率についてどのような傾向があるのか見ていきましょう。看護職員の離職率は、2011年度では、常勤で 11.0%、新卒が8.1%でした(日本看護協会「病院看護実態調査」)。
看護師が勤務するなら?「地方VS.都市」「病院VS.診療所」
地方と都市とでは病院の特色が変わってきます。地方では地方のその地方ならではの求められる知識や技術があり、都市では病院自体が循環器専門など特化した得意とする分野があるように、病院自体が特化していることが多いでしょう。
製薬会社MR、治験コーディネーター…病院以外に看護師活躍の場が拡大中
看護師の職場と言えば病院と誰でもすぐ思い浮かぶでしょう。就業している看護師も病院で働く看護師も人数は増えていますが、実は病院で働く看護師の割合は年々低下しているのです。

Site Top 常勤転職の推奨3社 非常勤・スポットの推奨3社 About Us Contact Us Dr.くめがわの転職体験談